Naconの資金難で閉鎖の『Edge of Memories』開発元、閉鎖されたけど開発をやめないと表明。年内リリースを目指し“専門チーム”が仕上げに取り組む

Midgar Studioは8月12日、『Edge of Memories』について、年内にリリースする予定だと明かした。同スタジオは財政上の問題により閉鎖が決まっていた。

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Midgar Studioは8月12日、Xの『Edge of Memories』公式アカウントで、『Edge of Memories』を2026年内に発売する考えを明らかにした。同スタジオは、7月20日に財政上の問題により閉鎖が決まったと発表。2026年に発売予定だった『Edge of Memories』がリリースされるのかが不透明な中、本作の発売の可否を不安に思うプレイヤーの声に答えたものとみられる。

Midgar Studioは、フランスの大手パブリッシャーNacon傘下のスタジオ。Naconの親会社であるBigben Interactiveの資金難により社債の一部返済が支払不能となった影響で、Naconは今年2月に司法再建手続きを申請(関連記事)。3月にはNacon傘下の4つの子会社も同様に司法再建手続きを申請していた(関連記事)。このような状況下で、NaconはMidgar Studioの新たな買収先を募集するなど、継続の手段を模索していた。しかし、期限内に問題の解決には至らず、裁判所より法的清算を命じられ、7月にスタジオの閉鎖が決定した(関連記事)。

Midgar StudioのXの投稿では、スタジオの閉鎖は現在再建手続き中のグループの財政問題によるものであり、ゲームや開発チームの仕事、利益の最大化といったこととは全く関係がないと改めて説明。そのため、スタジオは『Edge of Memories』の発売を正しい形でおこなうことに全力を尽くしており、この作品にはそれだけの価値があると主張している。

『Edge of Memories』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売予定のRPG。JRPGリスペクトから影響を受け、作曲家の光田康典氏や、イラストレーターの風間雷太氏といったアーティストの参加も発表されている。日本語表示にも対応予定だ。

投稿では、『Edge of Memories』は2026年内に発売されると改めて強調。すでに制作の「クリエイティブな作業」については完了済みであり、残っているのはPC版とコンソール版を必要な水準まで引き上げる技術的作業であるという。現在は、Midgar Studioの制作物への敬意と細心の注意を払った専門チームが作業に当たっていると説明。体験版へのフィードバックを受けたものも含めた、修正や仕上げの作業が現在本格化中で、最高のゲームプレイ体験の保証のため、発売後もこれらの作業は継続するとのことだ。

Midgar Studioの文書は「このゲームのために何年もの時間を費やしており、彼らの努力を無駄にはさせられない」と綴られている。親会社の事情もあり閉鎖の憂き目にあったMidgar Studioながら、多くの人がかかわった『Edge of Memories』をなんとしても世に出したいという決意もうかがえるかたちだ。そうした覚悟のもとにリリースされる『Edge of Memories』の動向は注目されるところで、発売日発表などの続報にも期待したい。

『Edge of Memories』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに、2026年内に発売予定だ。

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Hiroyuki Furukawa
Hiroyuki Furukawa

好きなゲームがマイナーと言われると喜ぶ天邪鬼なゲーマー。アーケードゲームも嗜み、ゲームセンターにもひっそりと出没する。

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