『エルデンリング』の「ハイト砦」が、集団幻覚じみたメッセージであふれる。“ないもの”が見える

『エルデンリング』のハイト砦に、不思議なメッセージがあふれていることが話題になっている。

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フロム・ソフトウェアは8月28日、『エルデンリング Tarnished Edition』をNintendo Switch 2に向けて発売。また同エディションにおける新要素を含む、税込550円のDLC「Tarnished Pack」をPC/PS5/PS4/XBOX Series X|S/XBOX One版に向けて配信開始した。新たな盛り上がりを見せている本作の「ハイト砦」に一風変わったメッセージが集まっているようだ。なお本稿にはハイト砦の場所やイベントに関する情報が含まれるため、閲覧の際には留意されたい。

『エルデンリング』は、フロム・ソフトウェアが手がけ、2022年2月に発売されたアクションRPG。手強いボス戦やダンジョン攻略などフロム・ソフトウェア作品の持ち味を継承しつつ、オープンワールドとして構築された「狭間の地」での冒険が繰り広げられる。召喚を介したオンライン対戦・協力プレイのほか、アドバイスあるいは嘘などをメッセージで共有し合うオンライン要素も健在だ。

このたびは本編および大型DLC「SHADOW OF THE ERDTREE」」に加えて、装備などの新要素を収録したNintendo Switch 2向け移植版『エルデンリング Tarnished Edition』が発売。新要素については、既存のプラットフォーム向けにもDLC「Tarnished Pack」として販売されている。

新展開の訪れた本作の「ハイト砦」が、奇妙な盛り上がりを見せている。ハイト砦とはリムグレイブ東に位置する砦だ。序盤から訪れることが可能、かつ重要なアイテムが存在することもあり、多くのメッセージが書き込まれるなどかねてよりひと際賑わいを見せてきた。そんなハイト砦が、最近になって不思議なメッセージが多く書き込まれていることから新たな盛り上がりを生んでいる。

報告されている奇妙なメッセージはさまざまで、たとえば砦内の塔の梯子の前に「この先、魔術はないぞ」という注意書きがあったり、何もない場所に「宝箱?」というメッセージがあったりと多彩だ。とりとめもないメッセージ自体は他の場所にも存在するものの、ハイト砦では特に意味深なメッセージが増えている状況といえる。

こうした“集団幻覚”じみたメッセージが発生している背景には、『エルデンリング ナイトレイン』(以下、ナイトレイン)の存在があるようだ。同作は2025年5月にリリースされた作品であり、『エルデンリング』をベースにしつつも、協力型サバイバルアクションとして刷新されたゲームとなっていた。

そんな『ナイトレイン』には、装備や敵、ロケーションに至るまで『エルデンリング』に登場した要素が一部引き継がれている。そして同作における拠点「小砦」は、ハイト砦に瓜二つの構造だったのだ。一方で敵や宝箱などの配置は異なっており、『ナイトレイン』の小砦にて宝箱が置かれていた場所でも、『エルデンリング』のハイト砦では存在しない。別作品なので当然といえば当然ながら、『ナイトレイン』で小砦でのアイテム配置に慣れていたユーザーにとっては、あるはずのものがないような喪失感に襲われるのかもしれない。この奇妙な感覚がメッセージとして表現され、共感を呼んでいるわけだ。

ちなみにハイト砦は、かねてより「砦、夜」という不思議なメッセージが数多く書き込まれ、話題を博していたロケーションでもある(関連記事)。今回は『ナイトレイン』発売後に、同作のプレイヤーが改めて、あるいは新たに『エルデンリング』をプレイしたことで、ハイト砦に新たな“名物”が誕生している模様だ。

エルデンリング』は、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売中。『エルデンリング Tarnished Edition』はNintendo Switch 2向けに発売中だ。

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Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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