“JRPGリスペクト”『Edge Of Eternity』の開発元Midgar Studio、閉鎖へ。待望の新作が控えるなか、Nacon経営難のあおり受ける

Midgar StudioのCEOであり親会社NaconのCTOを兼任するJérémy Zeler-Maury氏は7月20日、LinkedinにてMidgar Studioの閉鎖を発表した。

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Midgar StudioのCEOであり親会社NaconのCTOを兼任するJérémy Zeler-Maury氏は7月20日、LinkedinにてMidgar Studioの閉鎖を発表した。法的清算の手続きがおこなわれようとしているなか、新たな買収先を探すなど継続の道を探していたものの、期限内に解決できず閉鎖となったとのこと。

Midgar Studioはフランスを拠点とするデベロッパーだ。フランスと日本の感性をあわせたゲームを作ろうと2008年に設立された。『ジェットセットラジオ』に影響を受けた3Dアクション『Hover』やJRPG『Edge Of Eternity』を手がけている。『Hover』では『ジェットセットラジオ』のコンポーザー長沼英樹氏から、『Edge Of Eternity』では『クロノ・トリガー』や『ゼノブレイド』シリーズの音楽を手がける光田康典氏から楽曲提供を受けるなど、日本のゲームへの情熱を強く感じられるスタジオであった。

『Hover』

そんなMidgar StudioのCEOを務めるJérémy Zeler-Maury氏が7月20日にLinkedInにて、スタジオの閉鎖を報告する内容の投稿をおこなった。投稿内では、新たな買収先を探すなどあらゆる手段を尽くしたが、期限内に解決できず、裁判所より法的清算を命じられたと報告している。

同スタジオは2022年にフランスの大手パブリッシャーNaconに買収され、傘下のスタジオとなっていた。Naconは親会社Bigben Interactiveの資金難により社債の一部返済が履行遅滞に陥ったことの影響を受け、2月に司法再建手続きを申請(関連記事)。3月にはNacon傘下の4つの子会社についても司法再建手続きを要請していた(関連記事)。そしてNaconがMidgar Studioの買収先募集も開始する一方で、裁判上の更生手続きが並行して進行。そうしたなかで、裁判所から清算が命じられ、閉鎖が決定されたかたちだ。

『Edge of Memories』

Midgar StudioとNaconは2025年2月に『Edge Of Eternity』の世界観を継ぐ『Edge of Memories』を発表(関連記事)。その後延期を経て、2026年第4四半期の発売を予定している。同作は6月に開催されていたSteam Next フェスにも参加しており、順調に開発が進んでいた様子。執筆時点ではSteamにて約8000人のフォロワーを獲得(SteamDB)。ユーザーからも高い期待を寄せられていた同作についてはどのような展開となるのか、スタジオ関係者またはNaconからの発表が待たれる。

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Genki Hashimoto
Genki Hashimoto

インディーメインに一人称酔い意外は全てを愛するゲーマー。趣味は翌週のsteamリリース全チェック。

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