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恐竜ボクセルサバイバル『PixARK』、Steamで“約6年ぶり”の盛況。初の大型DLCでメインストーリー実装、 巨大地下世界を巡る「200時間級」大冒険
Snail Games USAは8月27日、『PixARK』のSteam版向けに大型拡張DLC「Terracrypt」を配信開始した。

デベロッパーのSnail Games USAは8月27日、『PixARK』のSteam版向けに大型拡張DLC「Terracrypt」を配信開始した。本作初の大型有料DLCとなり、地下世界を舞台とする新たなストーリーや多数の生物、ボス、技術などが追加されている。あわせて本編側にも各種システム改善が実施されており、Steam版の同時接続プレイヤー数は2745人を記録。2020年6月以来、約6年ぶりとなる水準までプレイヤー数を伸ばしている。
『PixARK』は、恐竜や幻想的な生物が暮らすボクセル世界を探索するサバイバルアドベンチャーゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Xbox One。プレイヤーは素材を集めて道具をクラフトし、ブロックを自由に配置して拠点を建設。100種類以上の生物を手懐けて騎乗・使役できる。ソロプレイのほかオンラインマルチプレイにも対応しており、魔法の杖からハイテク火器、ロケットランチャーまで幅広い装備を駆使した冒険が楽しめる。

本作の開発を手がけるSnail Games USAは、人気恐竜サバイバルゲーム『ARK: Survival Evolved』の販売元として知られる。『PixARK』はそんな同作の世界を舞台にした、ボクセルベースのスピンオフ作品にあたる。
今回Steam版向けに配信された「Terracrypt」は、地下深くに広がる未知の遺跡世界を追加する大型拡張DLCだ。物語は、謎の救難信号を追っていたプレイヤーの宇宙船が撃墜され、謎の惑星へ墜落するところから始まる。プレイヤーは、信号の発信源を追いながら地下深くへ降り立ち、1000年にわたって続いてきた文明間の争いや、惑星を破滅へと追いやる敵の計画を阻止する戦いへと巻き込まれていく。なお本作において、メインストーリーが導入されるのは今回が初となる。

新たに追加された地下世界は、広大な3つの階層と13種類のバイオームで構成され、それぞれ独自の環境、危険、資源、生存ルールが設定されている。また、地下限定の生物65種類と11体のボスが登場し、新たな生物をテイムして戦闘部隊を編制。資源収集や過酷な地形の踏破に役立てることが可能だ。

探索を進めることで、地下でのサバイバルを支える新技術も開放される。ガスや蒸気を利用した技術では、戦闘能力や移動手段を拡張できるほか、地下深くを探索している間も稼働し続ける「自動生産設備」を構築可能。さらに、遺伝子組み換えや光合成技術を利用し、独自の生物や新たな植物を育成するシステムも用意されている。加えて「Terracrypt」限定要素として、エングラム画面のUIも拡張され、より直感的なクラフト管理が可能となった。開発元によると、一連のストーリーとサバイバル進行をソロでプレイした場合の想定プレイ時間は200時間以上に及ぶという。

「Terracrypt」の配信にあわせて、『PixARK』Steam版本編にも複数のQoL改善アップデートが実施されている。シングルプレイでは、任意のタイミングでセーブが可能になったほか、近くの収納コンテナへ直接アクセスできる機能が追加。生物スキャナーも刷新され、詳細な情報確認や追跡が容易になった。さらに、作物栽培における照明システム、生物管理画面からの追跡、刷り込み画面の改修など、多岐にわたる調整が施されている。あわせて、閉鎖された旧公式サーバー104台分のセーブデータも配布されており、シングルプレイに引き継ぐことができる。
Snail Games USAのCEOであるHai Shi氏は、『PixARK』には2019年の正式リリース以来熱心なファンコミュニティが存在しており、2026年現在も魅力的な体験であり続けられるよう注力したと説明。「Terracrypt」はオリジナル版の体験を大きく広げ、数百時間規模の新コンテンツを提供するものだとしている。なお、同DLCは今後数か月以内にコンソール向けにも配信され、Steam版と同等の内容が提供される予定だ。

今回の大型DLCを迎え、『PixARK』ではプレイヤー数が増加している。Steam版の最大同時接続プレイヤー数は、今年7月まで200~500人台で推移していたが、DLC配信直後の8月30日には2745人を記録(SteamDB)。2000人を超えるのは、2898人を記録した2020年6月以来、約6年ぶりとなる。
もっとも、この増加は「Terracrypt」だけによるものとは断定できない。DLC配信にあわせて本編の「フリーウィークエンド」が開催されており、9月1日午前2時までは『PixARK』Steam版を無料でプレイ可能。さらに、本編の日替わりスペシャルセールも実施されている。大型DLC、本編アップデート、無料プレイなど複数の施策が重なったことが、プレイヤー数の増加につながったとみられる。

一方、「Terracrypt」のSteamユーザーレビューは、本稿執筆時点で37件中51%が好評とする「賛否両論」となっている。「リソースのロード失敗エラー」による起動不可や強制終了、日本語やロシア語など、一部の言語設定における生物を受動テイムする際のクラッシュ、UI変更への不満などが報告されている。
開発元はこれを受け、8月27日から29日にかけて、メンテナンスや不具合対応を相次いで実施。コントローラー操作時のクラッシュ、一部サーバーで女性キャラクターが男性モデルとして表示される不具合、生物への口笛が使用できない問題、メインクエストの進行障害などを修正した。リソース読み込みエラーをはじめとする一部の不具合については引き続き調査を進め、今後も安定化に向けたパッチを配信していくとしている。約6年ぶりに同時接続プレイヤー数が2000人を突破した『PixARK』。今後のアップデートとともに、プレイヤー数がどう推移するか注目したい。
『PixARK』はPC(Steam)/PS4/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Xbox One向けに配信中。Steam版は日替わりスペシャルとして、9月8日までは定価から75%オフの575円で購入可能。「Terracrypt」はPC(Steam)向けに配信されており、リリース記念セールとして9月8日までは定価から10%オフの1215円で購入できる。
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