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基本プレイ無料『NTE』、新モード「暗黒レーシング」が“バグ技の生まれ変わり”説浮上。「レース中に下車して好き放題」バグ、新モードに転生か
ユーザーの間で流行ったあるバグに関する遊び方が、公式に逆輸入されたとして注目を集めている。

Perfect World Gamesは『NTE: Neverness to Everness』(以下、NTE)のVer.1.1を6月3日配信予定だ。この中で、ユーザーの間で流行ったあるバグに関する遊び方が、公式に逆輸入されたとして注目を集めている。
『NTE』は、PC/PS5/iOS/Android向けに配信中の基本プレイ無料・超自然都市オープンワールドRPGだ。プレイヤーは骨董品屋「エイボン」に所属する“異象ハンター”として、大都市「ヘテロシティ」を巡り、街に潜む異象を収容・解決していく。
本作は中国向けには4月23日にリリースされ、日本を含むグローバル版は4月29日にサービスが開始。初日の売上が20億円を超えることも話題となった(関連記事)。そんな本作に向けては、Ver.1.1「夢巡る回廊」が6月3日にリリース予定。本作初となる大型アップデートでは、ストーリーやエリアの追加など、さまざまなコンテンツが実装される(関連記事)。

その中で、新モードの「暗黒レーシング」が注目を集めている。このモードは最大6人対戦可能なレースゲームで、公式放送では「ルール無用のガチンコ・カーバトル」と説明されていた。ゲーム開始とともに、プレイヤーがステージにランダムで配置される乗り物を早い者勝ちで奪い合うところからはじまる。それぞれの車には重火器が搭載されており、他のプレイヤーや彼らの乗る車を攻撃可能だ。攻撃により車の耐久度がゼロになれば爆発。そして手持ちの4キャラが戦闘不能になれば脱落となるという。他のプレイヤーとの相乗りも可能であり、協力するか裏切るかといった戦略も生まれそうだ。

このように一風変わったレースゲームとなっているが、実はこのモードには元ネタが存在する。それが、ユーザーの間で広まっていたレースのバグだ。『NTE』における4人対戦のレースモードでは、レース開始前の準備時間中にFキーを連打することで、下車できるバグが存在した。ここでナナリの射撃スキルを用いれば、他の3人のプレイヤーの車のタイヤをパンクさせて余裕で1位でゴールすることが可能となる。ほかにも、他のプレイヤーの車に歩いていくと乗りこむことが可能。無理やり同乗することで、自分もそのプレイヤーと同じ順位を獲得することが可能だった。そのため、上位勢がもつ性能の高い車の助手席を奪い合うといった奇妙な争いも発生していた。
本作が先行配信された中国では、発売後数日でこのバグが話題に。正々堂々とはほど遠く、競技性も崩壊しかねない深刻なバグだが、ユーザーの間ではこのバグを修正しないでほしいとの声が殺到(弊誌中国版記事)。そしてこのたび、そのバグをベースとする「暗黒レーシング」が新モードとして実装されることとなったわけだ。他人の車を破壊したり、他人の車に相乗りしたりと、バグ由来の遊び方が詰め込まれていることがわかる。レースゲームの枠に収まらないカオスなモードとなりそうだ。

このほか今回のアップデートでは、ちぃちゃんの新たなシティスキルにて「にくきゅう大強盗」の所蔵品全体がハイライト表示されるように。このハイライト表示も実はかねてよりバグとして報告されてきた挙動であり、今回のアップデートにて仕様として実装されるかたちだ。ユーザーのフィードバックも踏まえて、バグも仕様として取り入れる柔軟な方針がとられていることがうかがえる。
『NTE: Neverness to Everness』は、PC/PS5/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中。Ver.1.1「夢巡る回廊」は6月3日配信予定だ。
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