『テラリア』の人気大型Mod「Calamity Mod」、突如開発終了。管理者への“告発”をきっかけにクリエイター相次ぎ離脱、10年の開発に幕

Re-Logicが手がけるサンドボックスゲーム『Terraria』の非公式Mod「Calamity Mod」について、開発終了が宣言された。

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Re-Logicが手がけるサンドボックスゲーム『Terraria(テラリア)』の非公式Mod「Calamity Mod」について、開発終了が宣言された。10年を超える人気Modの開発が幕を閉じるようだ。

「Calamity Mod」は『テラリア』のPC版向け非公式大型Modだ。2016年6月にリリースされた本Modは、ボスやバイオームの追加、高難度モードの追加など、多数の要素でゲームを拡張する。Steamワークショップでは約960万人の登録者を抱え、『テラリア』の公認Mod導入ツール「tModLoader」向けのModとして最多を誇る人気Modだ。Steamワークショップ全体で見ても代表的なModといえる。

そんな「Calamity Mod」がこのたび開発終了となることがDiscordサーバーにて発表された。開発チームによれば、多くの議論を重ねた上での難しい決断になったそうだ。

というのも、先日8月9日、匿名のRedditユーザーが、「Calamity Mod」を管理していたOzzatron氏が過去に不祥事を起こしたとの主張を投稿。これを受けて、開発チームでは同氏をプロジェクトから外す動きが生じることに。また、一部の開発者やクリエイターが離脱したほか、それぞれが提供した楽曲などのアセットに対する削除依頼も相次いでいたようだ。

そうした状況では、Mod開発に携わる人がおらず、また膨大なリクエストのすべてに対応してアセットを置き換えることは不可能だと判断され、今回の決断に至ったとのこと。開発チームは、「Calamity Mod」の開発はこれまで苦難の連続であり、より良いものを約束されながらも、それが実現しないといった状況に何度も裏切られてきたと綴っている。開発チームは疲れ果てており、同Modへの情熱はほとんど失われてしまったため、多くの人が去ることを選んできた状況があるそうだ。

なお法的な懸念から、「Calamity Mod」の再アップロードや、フォークの作成や公開などは認められないとしている。さらに現在Ozzatron氏とは連絡が取れないとのことで、今後の展開については開発チームにも分からないそうだ。声明によれば、Ozzatron氏による未払いの報酬があることや、GitHubの権限が同氏に依存していることなど、各種問題を引き継いで整理できるかどうかにかかっているという。

ただ、開発者全員がユーザーによる過去10年間のサポートに感謝しているとのこと。「Calamity Mod」とそのコミュニティは長い年月をかけて驚くべき成長を遂げており、長く険しい道のりだった一方で、素晴らしいものだったと感謝を述べて締めくくっている。

Ozzatron氏側の見解は現時点では確認されていない。告発の内容を含め、騒動の事実関係については不明ながら、「Calamity Mod」開発チームによって同Modの開発終了が伝えられたかたち。今後同Modを巡ってどのような動きがあるか引き続き注目される。

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Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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