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あるSteamユーザーが「470時間プレイした『Battlefield 6』の返金申請が通った」と報告。愛用モードの“ひっそり実質削除”に、怒りの全額返金リクエスト
470時間プレイした『Battlefield 6』の返金に、Steamサポートが応じたという報告をRedditにて投稿した。お気に入りの「ラッシュ」モードが告知なしにクイックプレイから削除されたため返金申請をしたとのこと。

あるユーザーが8月8日、470時間プレイした『Battlefield 6』の返金に、Steamサポートが応じたという報告をRedditにて投稿した。お気に入りの「ラッシュ」モードが告知なしにクイックプレイから削除されたため返金申請をしたとのこと。Eurogamerなどが報じている。
『Battlefield 6』は、一人称視点のシューターゲーム『Battlefield(バトルフィールド)』シリーズの最新作である。DICE・Ripple Effect・Criterion Games・Motive StudioからなるBattlefield Studiosが開発を担当、Electronic Artsがパブリッシングを担当している。マルチプレイモードにおいては最大64人対戦で、シリーズの持ち味である大規模戦が展開される。プレイヤーは突撃兵・工兵・斥候兵・援護兵といった、それぞれ専門とする領域の異なる兵科から選択して戦うことが可能。建物などの構造物が破壊されるリアルな描写も特徴だ。

今回そんな本作にて8月4日、バージョン1.4.1.5のアップデートが実施。パッチノートでは各種不具合修正を含めた快適性向上のための変更のみが記載されているなか、一般的なランダムマッチにあたるクイックプレイから「ラッシュ」モードが削除された。ユーザーたちは即座に気づき、プレイヤー向けコミュニティの「EA Forums」では批判の声が上がっていた。ちなみにその数日前には「分隊デスマッチ」と「キング・オブ・ザ・ヒル」もクイックプレイから削除されており、その際にもフォーラムでは指摘が寄せられていた。
ちなみにこれらのモードは完全にプレイできなくなったわけではない。カスタムルームを作成・検索できる「ポータル」を利用すれば、自身でルールを設定して試合部屋を作成することや、作成済みの部屋に入ってプレイを楽しむことができる。しかし、ボタン1つで簡単に試合を始められるクイックプレイと比較するとプレイする際のハードルは上がったといえる。
このような状況の中、8月8日にRedditにて「Steam just fully r*funded me for Battlefield 6 after 470 hours played due to so many game modes being removed at once.(一度に多くのゲームモードが削除されたことを理由に、470時間プレイした『Battlefield 6』SteamをSteamが全額返金してくれた)」と報告されたことが話題となっている。報告を寄せたユーザーのExplorEverythingOnce氏は複数のゲームモードがクイックプレイから削除されたこと、特にもっともプレイしていたラッシュモードが削除されたことについて我慢できずにSteamへ返金を申請したという。その際にはラッシュなどがプレイできるモードとして紹介されている本作の公式サイトや、報告当日に配信されていたコミュニティブロードキャストへのリンクを添付したとのこと。するとサポート担当者は返金に応じてくれたそうで、発売日に購入した「ファントムエディション」の購入金額109.24ドル(現在の為替レートで約1万7000円、なお同エディションの日本向け価格は税込1万3900円)を返金してくれたという。同氏はSteamサポートが全額返金を行ったことを確認できるスクリーンショットを投稿している。

Steamの返金ポリシーとしては原則購入から2週間以内、かつプレイ時間が2時間未満であり、濫用は避けるように案内されているものの理由を問わず返金を受け付けるとしている。一方で条件となるプレイ時間や期間を超えている申請についてもリクエストを提出可能であり、審査される旨もよくある質問にて明記されている。今回のExplorEverythingOnce氏の報告どおりであれば、返品の原則からは外れているものの、例外的に返金対応が行われたということだろう。
なお同氏がもっともプレイしていたというラッシュは、少なくとも4月時点の本作公式サイトのモード紹介ページにて真っ先に紹介されており、公式から押し出されていたモードであったこともうかがえる(Wayback Machine)。いつ紹介順が変更されたのかは定かではないものの、本稿執筆時点での同ページでは分隊デスマッチやドミネーションと共にページ下部でまとめて紹介される扱いとなった。あくまでユーザー報告という点には留意したいが、審査においてはそうした経緯も加味されたのかもしれない。
ちなみにExplorEverythingOnce氏と同じくクイックプレイからの複数のモードの削除を受けて返金申請をおこなったというユーザー報告は見られるものの、こちらは申請が拒否されたという。先述した通りクイックプレイから削除されたモードも、プレイ手段がまったくないわけではない。申請内容や個別の事情なども総合的に加味して判断されている可能性もありそうだ。
なお、過去の似たような事例としては、2024年に『ヘルダイバー2』が突如PSNアカウントとの連携が必須化となり批判が殺到した際(関連記事)にはプレイ時間が2時間を超えていても返金を受け付けたという報告が存在。また、2023年に早期アクセス配信開始からわずか4日で開発中止が発表された『The Day Before』(関連記事)については、最終的には全面的に返金がおこなわれたタイトルではあるが、その前にサーバーの接続待ち時間で2時間を超過してしまったユーザーなどが多かったことを受けてか、返金対応がなされたとの報告がある。それぞれユーザーからの報告ではあり、基本的に返金リクエストにおける判断方針が公開されることはないものの、ユーザーやゲームごとの事情も踏まえて申請に対応がおこなわれているのだろう。
『Battlefield 6』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/EA app)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中だ。
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