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Amazon、MMORPG『スローン・アンド・リバティ』『ロストアーク』の運営から撤退。大規模レイオフの影響か、MMOから次々手を引く
Amazon Game Studiosは8月12日、『スローン・アンド・リバティ』および『LOST ARK(ロストアーク)』の運営から撤退することを発表した。今後はそれぞれ開発会社が直接ゲームを運営することになる。

パブリッシャーのAmazon Game Studiosは8月12日、『スローン・アンド・リバティ』および『LOST ARK(ロストアーク)』の運営から撤退することを発表した。今後はそれぞれ開発会社が直接ゲームを運営することになる。なお、『LOST ARK』は2024年に国内向けにはすでにサービスを終了している。
『スローン・アンド・リバティ』は、ソリシウムと呼ばれる広大なオープンワールド世界を舞台にしたMMORPGだ。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S。プレイヤーは最大で数千人規模になる大規模PvPバトルや、PvPvEのダンジョン攻略などを楽しめる。ソロプレイのほか、ギルドに参加して冒険することもできる。

『スローン・アンド・リバティ』の開発は、NCおよびその子会社のFirstSpark Gamesが手がけ、欧米地域向けにはAmazon Game Studiosが運営をおこなっていた。Amazon Game Studiosは8月12日、『スローン・アンド・リバティ』の欧米地域の運営について、2026年第4四半期からFirstSpark GamesとNCに運営を引き継ぐことを発表した。またInven Globalは、NCとAmazon Game Studios間のグローバルパブリッシング契約が終了すると報道しており、日本向けの運営も移管される見込みだ。
移行は2026年第4四半期に実施される予定だ。運営の移行にあたってAmazon Game Studiosは、NCと緊密な連携をとり、円滑な移行を進めるとしている。オプトアウト(移行の拒否)をおこなわない限り、データはNCの管理下へと移行されるとのこと。
さらにAmazon Game Studiosは同日、2027年初頭に『LOST ARK』の運営から撤退し、今後は開発元のSmilegateが運営を引き継ぐことを発表した。『LOST ARK』は、かつて悪魔との間で激しい戦争が繰り広げられた惑星アークラシアを舞台にするMMORPGだ。戦争から数百年後、アークラシアには再び悪魔たちが迫りつつある。プレイヤーは、見下ろし視点で世界を冒険。クラスを選択してキャラクターを育成し、ダンジョンやフィールド上で戦いを展開していく。

『LOST ARK』の開発はSmilegateが手がけ、こちらも欧米地域向けにはAmazon Game Studiosが運営をおこなってきた。日本ではゲームオンおよびG・O・Pによって運営されてきたが、2024年にサービスを終了している。こちらもオプトアウトをおこなわない限り、基本データは移行されるが、ゲーム内メールやチャットメッセージなど一部の要素は移行されないという。
今回の発表は、Amazon Game Studiosがこれまでパブリッシングを担当してきた2つのオンラインゲームについて、その運営を開発元へ移管するというものだ。Amazon Game Studiosでは、昨年10月にAmazonで実施された約1万4000人規模の人員削減を受け、AAAタイトルのゲーム開発やMMO関連事業を大幅に縮小する方針が伝えられていた(関連記事)。その影響は大きく、今年1月には同社が運営するMMORPG『New World: Aeternum』について、2027年1月31日をもってサービスを終了することが告知されたほか、開発中だった「ロード・オブ・ザ・リング」のMMORPGの開発中止や、提携スタジオとのパブリッシング契約の解消などが報じられている(関連記事1、関連記事2)。今回の運営撤退も、そうした事業縮小の一環とみられる。事業縮小に伴う様々な影響が相次いで報じられており、Amazon Game Studiosの今後の動向は引き続き注視される。
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