オープンワールドサバイバルARPG『Enshrouded~霧の王国~』総プレイヤー数200万人突破。好調を保ちつつ、ユーザーの声を反映したサポートも続く

 

デベロッパーのKeen Gamesは2月21日、『Enshrouded~霧の王国~』のプレイヤー数が200万人を突破したと発表した。リリースから1か月足らずでの新たなマイルストーンの達成に、開発元はプレイヤーに感謝の言葉を伝えている。


『Enshrouded~霧の王国~』はオープンワールド・サバイバルRPGだ。最大16人のマルチプレイに対応している。舞台となるのはファンタジー世界の王国、エンバーベール。かつては繁栄していた王国だったが、あらゆるものを蝕む謎の霧、シュラウドの発生によって崩壊してしまう。プレイヤーは滅びゆく種族の最後の希望、フレイムボーンとして大陸を冒険する。

本作ではボクセルで構築された世界を自由に探索し、拠点を建築することができる。世界には危険な敵が数多くおり、王国崩壊の原因となったシュラウドもあちこちに存在する。冒険をして素材を集め、生存者を集めて拠点を発展。キャラクターを強化し、さらに冒険を続けていくのだ。


本作は1月24日にSteamにてリリースされた。配信開始されるとまもなく多くのプレイヤーを集め、発売後4日でプレイヤー数が100万人を突破したことが伝えられていた(関連記事)。そして今回プレイヤー数が200万人を突破したことが発表。そこから1か月足らずでの新たなマイルストーンの達成となり、順調に売上を伸ばしていることがうかがえる。

本稿執筆時点でSteamユーザーレビューには約3万3000件のレビューが投稿され、うち86%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。1月30日に弊誌で確認したときより2万件近くレビューを増やしており、アップデートが複数回実施され課題に対処されたこともあってか好評率も2%上昇している。またSteam Scoutによると、4057件のレビュー投稿者はプレイ時間が100時間を超えているという。すでに多くのプレイヤーが本作に時間を費やしているようだ。

同時接続プレイヤー数に目をやると、もっともプレイヤー数が少ない時間帯でも2万人を超えており、一日のピークには6万人から8万人を超える数字を記録している(SteamDB)。リリース直後の波を終えた後もしっかりプレイヤーベースを保っており、プレイヤーが定着しているようだ。


開発元のKeen Gamesは公式XアカウントとSteamの本作公式ニュースにて、本作のプレイヤー数の200万人突破報告と共に、感謝の言葉を伝えている。これほどの好評を得るとは、想像すらできなかったという。また今後の開発予定についても言及。現在、寄せられている問題点に対処するパッチに取り組んでいるほか、コンテンツ追加のためのアップデートの開発も始まっているとのこと。さらに2600件以上寄せられたというプレイヤーのフィードバックをもとに追加検討中の要素に対して投票をおこなえる、公式の掲示板Enshrouded feedback board(英語)を紹介し、利用を呼びかけている。


またX上では、ユーザーからのリクエストにリプライするかたちで、コンソール向けへのリリースを計画中であることも明かされた。順調にプレイヤー数を伸ばす本作の、正式リリースに向けたさらなる発展が期待される。

『Enshrouded~霧の王国~』は、PC(Steam)にて早期アクセス配信中だ。