『ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』は、やはりアークシステムワークスが開発を担当。Cygamesが公式告知

 

Cygamesは4月28日、『ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』の最新情報を公開した。発売スケジュールなどとあわせて、開発会社も公開。インターネット上の一部では予想されていたが、本作はアークシステムワークスが開発しているそうだ。

『ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』は、ドット絵のウマ娘たちが4つの競技でチーム戦を繰り広げる、ハチャメチャカジュアルアクションゲームである。元となる『ウマ娘 プリティーダービー』は、競走馬たちの名前や魂を継承したウマ娘たちが織りなす、クロスメディアコンテンツ。ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』では、プレイヤーがトレーナーとなりウマ娘たちを育成する、育成シミュレーションが展開されている。


新たなゲーム展開となる本作『ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』においては、プレイヤーがウマ娘たちを操作し、4つの種目でほかのチームと競い合う。具体的な競技としては、ファン大感謝祭大障害/バスケット奪取ステークス/大食いダービー/ウマドッジチャンピオンシップが登場。ステージギミックなどを交えたバスケやお料理コンボも駆使する大食いなど、バラエティ豊かなウマ娘たちの姿が描かれる。

ゲームモードは、チームの個性が描かれるストーリーモードや、ローカル・オンライン対戦モード、部室モードが搭載されている。オンライン/オフラインのマルチプレイに対応しており、最大4人で対戦できるようだ。また本作では、ウマ娘たちが4つのチームに分かれて登場する。ゲームの進行によって使用可能になるウマ娘も存在している。


そんな本作において、発売日の発表にあわせて開発体制に関する情報も明かされた。これまでの情報どおり企画・制作はCygamesが担当している。一方で開発はアークシステムワークスが担っているそうだ。

アークシステムワークスは、『GUILTY GEAR』シリーズや『BLAZBLUE』シリーズなど、主に格闘ゲームの開発や販売を手がけている国内の企業だ。Cygamesとの関わりとしては、『グランブルーファンタジー』を原作とした格闘ゲーム『グランブルーファンタジー ヴァーサス』シリーズにて開発を担当している。また格闘ゲーム以外のゲームも手がけており、2015年より同社がIPを有する「くにおくん」シリーズや「ダブルドラゴン」シリーズなども展開してきた。

本作『ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』は「ウマ娘」関連新作であるものの、タイトルやゲームプレイの内容などからインターネット上では「くにおくん」シリーズの名前がよく関連して上げられていた。またアークシステムが「くにおくん」シリーズのIPを所有しており、『グランブルーファンタジー ヴァーサス』シリーズの開発を担当していることから、一部では開発など関連しているのではないかと推測されていた。そんな中、今回開発会社が公開。「くにおくん」シリーズのIPをもつアークシステムが、開発を担当していることが明らかになったわけだ。


ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!』は、PlayStation 4/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに8月30日発売予定だ。通常版の価格は税込4840円。コンソール版には、『ウマ娘 プリティーダービー』で使えるシリアルコードが付属し、限定サポートカードや虹の解放結晶などが付属する。またDLCの付属するSPECIAL EDITIONや、Nintendo Switch向けのDELUXE BOXなども発売予定となっている。