オープンワールドサバイバルARPG『Enshrouded~霧の王国~』売上100万本突破。発売後4日で大台達成、マルチプレイ対応の霧の国大冒険

 

デベロッパーのKeen Gamesは1月29日、早期アクセス配信を開始したばかりの『Enshrouded~霧の王国~』の売上が100万本を突破したと発表した。発売から4日での大台達成となったという。


『Enshrouded~霧の王国~』はオープンワールド・サバイバルRPGだ。最大16人のマルチプレイに対応している。舞台となるのはファンタジー世界の王国、エンバーベール。かつては繁栄していた王国だったが、あらゆるものを蝕む謎の霧、シュラウドの発生によって崩壊してしまう。プレイヤーは滅びゆく種族の最後の希望、フレイムボーンとして大陸を冒険する。

本作ではボクセルで構築された世界を自由に探索し、拠点を建築することができる。世界には危険な敵が数多くおり、王国崩壊の原因となったシュラウドもあちこちに存在する。冒険をして素材を集め、生存者を集めて拠点を発展。キャラクターを強化し、さらに冒険を続けていくのだ。

 


そんな本作の売上が100万本を突破したことが、開発・販売元のKeen Gamesより伝えられた。本作は昨年10月にSteam Nextフェスにて公開された体験版がフェスでもっともプレイされた作品となるなど、発売前から多くの注目を集めていた(関連記事)。そうした前評判が実際の売上にも繋がったかたちだろう。

本稿執筆時点で、SteamDBによると本作の同時接続プレイヤー数はピーク時で約16万人を記録しており、Steam公式でのグローバル売上上位チャートでは2位にランクイン。かなり多くのプレイヤーを集めていることがうかがえる。ユーザーからの評価も上々であり、ユーザーレビューでは約1万4000件中84%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。マルチプレイ周りの不便な仕様やバグの多さなど課題点を指摘する声もありつつも、自由な建築や育成要素などが好評を得ている。


開発・販売元のKeen Gamesは本作の売上100万本突破のニュースとともに、プレイヤーたちに感謝の意を表明している。本作の成功には圧倒される思いだといい、すべてのプレイヤーに対して心から感謝の気持ちを伝えたいという。ユーザーからのフィードバックをもとに開発を続けていくのが楽しみであり、本作をできる限りよいゲームにしていきたいとのこと。早期アクセス配信の開始早々、多くのプレイヤーを集めている本作が今後どのような発展をしていくのか、今後の動向が注目される。

『Enshrouded~霧の王国~』は、PC(Steam)にて早期アクセス配信中だ。2月1日までセールが実施中であり、定価の10%オフとなる3060円で購入可能だ。