再延期&販売元交代となった『Fate/EXTRA Record』、開発を率いていた新納一哉氏がスタジオを離脱。ゲーム開発活動も休養へ

『Fate/EXTRA Record』を手がけるTYPE-MOON studio BBのスタジオディレクター兼ゲームディレクターを務めていた新納一哉氏が、同スタジオを離れることを明かしている。

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株式会社アニプレックスは8月31日、有限会社ノーツが企画を手がける『Fate/EXTRA Record』について、販売元を移管して今後アニプレックスから販売することを発表した。発表に際して、本作を手がけるTYPE-MOON studio BBのスタジオディレクター兼ゲームディレクターを務めていた新納一哉氏が、同スタジオを離れることを明かしている。

『Fate/EXTRA Record』は、『Fate/EXTRA』のリメイク作品だ。オリジナルの『Fate/EXTRA』は2010年7月にPSP向けとして発売された、対戦型ダンジョンRPG。同作の舞台は、地球上のあらゆるものを記録した量子コンピューター「ムーンセル・オートマトン」が月に存在する世界。ムーンセルにはあらゆる願いを叶える「聖杯」としての機能が備わっており、魂を量子化した魔術師(ウィザード)たちによる使用権を巡る聖杯戦争が繰り広げられていた。

オリジナル版の制作スタッフとしては、新納一哉氏がプロデュース、奈須きのこ氏がシナリオ、武内崇氏がキャラクター監修を担当。2013年には、「月の裏側」を描いた同作の新作として『Fate/EXTRA CCC』も発売されていた。リメイク作では、オリジナル版でプロデュースを担当した新納氏が、TYPE-MOON studio BBのスタジオディレクター兼ゲームディレクターとして企画・監督を務めていた。

一方で新納氏は今回、TYPE-MOON studio BBを離れたことを発表。『Fate/EXTRA Record』についても、ディレクターをやめてすでに開発現場から退いていることを明かした。自身の責任のあり方を考え、スタッフクレジットからも表記を削除するという。また体調面の不安があるとして、しばらくゲーム開発の仕事を休むことも伝えている。

一方で同氏はファンへの謝罪と共に、『Fate/EXTRA Record』について優秀なスタッフが一丸となって発売に向けて全力で取り組んでおり、良い形でファンに届けられると確信していると報告している。

なお『Fate/EXTRA Record』については2020年7月に発表され、2024年8月には2025年に発売予定と明かされていた。しかしながら2025年7月には2026年春発売へと延期されることが告知。そして今年3月には再延期されるとともに、販売元が当初のバンダイナムコエンターテインメントから変更されることが伝えられていた(関連記事)。今回の新納氏のスタジオ離脱は、そんな『Fate/EXTRA Record』の新たな販売元がアニプレックスとなることが発表されたタイミングで明かされることになった。

ただ『Fate/EXTRA Record』については公式サイトおよび公式Xアカウントについても新設されており、9月中に最新情報が伝えられるという。延期を重ねつつも開発が進められてきた本作の、久しぶりの続報は注目される。

『Fate/EXTRA Record』はPC(Steam)/PS5/PS4/Nintendo Switch/Nintendo Switch 2向けに発売予定だ。

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Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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