傑作探索ホラー『霧雨が降る森』Steam版、アプデで“オリジナル版”が追加収録。配信停止したフリーゲーム版も選んで遊べるように

リメイク版に加えて、フリーゲームとして配信されていたもとのバージョンも遊べるようになっている。

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バカーおよび制作者の真田まこと(星屑KRNKRN)氏は8月6日、『霧雨が降る森』Steam版にてアップデートを実施した。今回のアップデートによって、Steam版にオリジナルの『霧雨が降る森』も追加。リメイク版に加えて、フリーゲームとして配信されていたもとのバージョンも遊べるようになっている。

『霧雨が降る森』は、真田まこと氏が制作し2013年にPC向けフリーゲームとして公開された、探索型ホラーADVである。主人公の神埼シオリは、両親を交通事故で亡くしたばかりの大学生だ。本作では彼女が遺品整理をしていたところ、両親の部屋の時計から1枚の写真を発見。そこには、両親や幼い自分などが写っており、阿座河村という地名も書かれていた。シオリは、両親の故郷を訪ねてみたいと考えて村へ向かう。しかしシオリにとって、阿座河村は訪れてはいけない約束の場所であった。キャラクターとしては、なぜかシオリを村から帰そうとする資料館の管理人・須賀孝太郎や、村にやってきたばかりの警察官なども登場。神埼シオリは、村を探索していくうちに真実を知ることとなる。

リメイク版の画像
リメイク版の画像

本作は、ゲーム作家の真田まこと氏が制作し、2013年10月にフリーゲームとして公開された。公開後は、プレイヤーからの反響を受けてメディアミックス作品も登場。コミカライズ版は40万部、ノベライズ版は20万部を超えるヒットとなったそうだ。

また2022年には、『霧雨が降る森』のリメイク版がSteamにて配信された。同バージョンでは、ビジュアルからストーリーまで全面的な作り直しがおこなわれている。具体的には、バッドエンドの追加や全エンディング回収後の特別なシナリオなどが追加。村を自由に歩き回れる第二章や、新しいキャラクターたちとのストーリーなども追加されていた。なおリメイク版は、記事執筆時点で468件中96%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。フリーゲーム版の内容を順当に進化させて、掘り下げなどをおこなったリメイクなどとして評価されてきた。

今回のアップデートでは、配信停止となっていたフリーゲーム版『霧雨が降る森』が、リメイクとなるSteam版へ無料で追加された。ゲーム起動時にオリジナル版を選ぶと、フリーゲームとして配信されていた『霧雨が降る森』がプレイ可能となっている。フリーゲーム『霧雨が降る森』は、配信環境の変化とサポート継続の難しさから、2024年7月に配信終了。以降はオリジナルのフリーゲーム版は入手手段が途絶えていた。Steam内のお知らせによると、開発者の真田まこと氏の意向を受けて、再配信ではなくリメイク版への無料追加というかたちで収録となったとのこと。Steam版で『霧雨が降る森』をもっていれば、オリジナルの『霧雨が降る森』も遊べるようになったわけだ。なおオリジナル版については、Windowsでのみ遊べるそうだ。

『霧雨が降る森』リメイク版は、PC(Steam)向けに通常価格税込1680円で配信中だ。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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