過酷オープンワールドARPG『Gothic 1 Remake』Steam同接“約8万人”で人気大爆発。がっつり現代化、しかしシビアさそのまま硬派フルリメイク

THQ Nordicは6月6日、『Gothic 1 Remake』をリリースした。さっそく大きな盛況を博している。

パブリッシャーのTHQ Nordicは6月6日、Alkimia Interactiveが手がける『Gothic 1 Remake』をリリースした。発売からプレイヤーは増加の一途をたどり、Steamにて最大同接約8万人を記録。評価についても「非常に好評」ステータスを獲得している。

『Gothic 1 Remake』はPiranha Bytesが開発し、2001年に発売されたオープンワールドアクションRPG『Gothic 1』のフルリメイク作品だ。対応プラットフォームはPC(Steam)/Xbox Series X|S。PS5向けにもストアページが公開されている。原作では日本語に対応していなかったが、本作ではゲーム内の日本語表示に対応している。

本作はファンタジー世界を冒険する三人称視点のアクションRPGだ。物語の舞台となるミルタナ王国はオークの大群による侵略を受けており、国王ローバー2世は強力な武器を作るために必要な大量の魔法の鉱石を求め、すべての囚人をコリニス鉱山に送り込む。そして、彼らの逃亡防止のため魔法の障壁を作るよう魔術師に依頼するが、魔法は制御不能となり失敗してしまう。鉱山内は誰でも入れるが誰も出られなくなってしまい、障壁を作ろうとした魔術師たちも鉱山に閉じ込められてしまう。その結果危険な囚人たちに支配された鉱山では派閥間の緊張が高まることとなり、そこに知られざる新たな囚人であるプレイヤーが訪れることで物語は動き出す。

また、本作は戦闘システムのモダン化をはじめ、クエストラインの変更やNPCのリアクションの追加、移動手段の追加など現代風にプレイしやすくなるよういくつかの変更がなされている。一方でシビアなゲームプレイをはじめとする根幹の持ち味やストーリーは原作そのままを体験できるようになっている。筆者もプレイしてみたところ、大量の会話を浴び、あちこちでインタラクト可能なアイテムを拾い歩き、初対面で体力の3分の1を削ってくる雑魚敵から逃げながら最初の目的地に到達するだけであっという間に時間が過ぎてしまった。近年多く見られる目的地などがわかりやすくガイドされ、アクション体験を重視したオープンワールドではなく、懐かしさも感じられる、探索とロールプレイを重視したオープンワールドの広がりを冒頭だけでも十分に感じることができた。

ちなみに『Gothic』シリーズのIPは2017年にTHQ Nordicが買収し、原作の開発元であるPiranha Bytesも2019年に同社の傘下に入っている。そして2019年12月に『Gothic 1』リメイク計画のプロトタイプ版がSteamにて配信された(関連記事)。そして当時はUnreal Engine 4で予定されていたリメイクは現在主流となるUnreal Engine 5に切り替わりながら長い時間をかけて開発され、2026年の6月6日に発売へと至ったかたちだ。

そんな本作は発売直後、Steamにて最大同時接続数6万人を記録。その後もプレイヤーは増え続け、執筆時点での最大同時接続数は約8万人となっている(SteamDB)。Steamユーザーレビューについても約6500件のうち82%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。歴戦の『Gothic』シリーズプレイヤーからの好評が多く集まっているが、中には新しく本作の奥深いファンタジー世界に魅了された人も見られる。一方で少し古臭いアクションや不親切なクエスト誘導などには不満の声も一部みられる。総じて、原作での体験が忠実に現代化されている点が特徴といえるだろう。

なおTHQ Nordicは発売から24時間経たずにクラッシュ問題、および賛否両論が分かれている鍵開けの要素に関する声明を発表している。直近の対策予定を知らせるとともに継続してフィードバックを受け入れ、改善をしていく様子。より幅広いユーザーが受け入れられるリメイクへと進化していくのかどうか、引き続き注目していきたい。

『Gothic 1 Remake』はPC(Steam)/Xbox Series X|S向けに配信中。PS5向けにもストアページが公開されている。

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Genki Hashimoto
Genki Hashimoto

インディーメインに一人称酔い意外は全てを愛するゲーマー。趣味は翌週のsteamリリース全チェック。

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