大人気ネズミアニメ殺戮FPS『MOUSE:やとわれの探偵』、発売1か月足らずで「売上約34億円」に。投資費用はすでに全額回収済み

PlaySideは5月6日、『MOUSE:やとわれの探偵』が、販売から1か月足らずで販売本数73万本、売上高約34億円を達成したことを、投資家向け情報の中で公表した。

パブリッシャーのPlaySideは5月6日、『MOUSE:やとわれの探偵』が、販売から1か月足らずで販売本数73万本、売上高約34億円を達成したことを、投資家向け情報の中で公表した。同社はすでにパブリッシング等の投資費用をすべて回収したと明かしている。

『MOUSE:やとわれの探偵』はカートゥーン風の一人称視点ブーマーシューターだ。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch 2/PS5/Xbox Series X|Sで日本語表示にも対応する。本作は1930年代のカートゥーンに着想を得た、手描きで一コマずつ撮影した白黒の手描きラバーホース風アニメビジュアルが特徴。プレイヤーはネズミの私立探偵となって事件に挑む。4月16日の発売以来、本作は高い評価を得ており、本稿執筆時点でのSteamユーザーレビューでは、9849件中94%が好評の「非常に好評」ステータスを獲得している(関連記事)。

PlaySideの発表によると、『MOUSE:やとわれの探偵』の販売本数はすべてのプラットフォームの合計で約73万本に達し、そのおよそ半数がコンソール版。総売上高は2970万オーストラリアドル(約34億円)に達するとのこと。『MOUSE:やとわれの探偵』がリリースされた4月16日からPlaySideの発表の5月7日までの1か月足らずで、かなりのペースで売上を伸ばしてきたことがわかる。

さらに、すべてのプラットフォーム合計でのウィッシュリスト登録数は発売時の173万件から300万件へと増加しており、今後の継続的な販売に向けた強いパイプラインも維持できているという。

また、本作は発売から1か月足らずでPlaySideの初期投資がすべて回収されているという。同社の発表では『MOUSE:やとわれの探偵』に関する同社のパブリッシング契約では、本作の初期売上からPlaySideのマイルストーン支払いや、パブリッシング、マーケティングといった費用の回収を優先的におこなっていたとのこと。現在すでにこれらの費用は回収済みであると明言されており、引き続き好調な販売実績によって、近い将来に相当額のキャッシュフローが見込まれるとしている。

なお『MOUSE:やとわれの探偵』の予想を上回る販売本数や継続的なウィッシュリストの増加といった状況を受け、PlaySideは6月30日までの2026事業年度の売上高見通しを上方修正。前年度の4870万オーストラリアドル(約55億円)を上回るという見通しから、5000万~5300万オーストラリアドル(約57億~60億円)になるという見通しに修正している。

本作は2023年に発表され、個性的なアニメーションやアートスタイルから大きな注目を集めてきたタイトルだ。当初は2025年内の発売予定と告知されていたものの、2026年初頭へと延期。3月19日の発売とされたもののさらに1か月の延期となり、4月16日についに発売を迎えた。延期を重ねてきたタイトルながらすでにパブリッシング費用はすべて回収されたようで、前評判に違わぬヒットを記録しているようだ。今後どこまでセールスを伸ばすのかも注目される。

『MOUSE:やとわれの探偵』はPC(Steam)/Nintendo Switch2/PS5/Xbox Series X|Sで好評発売中だ。

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Hiroyuki Furukawa
Hiroyuki Furukawa

好きなゲームがマイナーと言われると喜ぶ天邪鬼なゲーマー。アーケードゲームも嗜み、ゲームセンターにもひっそりと出没する。

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