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フロッピーディスク1枚分「1.44MB制限」のゲーム開発コンテストがはじまる。ゲームエンジンの使用も自由、収まるなら
「フロッピーディスクに収まるゲーム」が募集されている。

韓国のイベント団体である2P Game Arcadeが主催するゲーム開発コンテストが注目を集めている。このコンテストでは、「フロッピーディスクに収まるゲーム」が募集されている。
フロッピーディスクとは、主に1980年代~1990年代にコンピュータ用のリムーバブルストレージとして普及していた磁気ディスクだ。光学ディスク、USBメモリなどの登場により、現代ではほとんど使われなくなっている。

今回の「1.44MB GAME_DEV CONTEST」と命名されたこのコンテストでは、一般的な3.5インチのフロッピーディスクの容量とされる1.474560バイト(1.44MB)以下というサイズ制限が課せられている。解凍後のゲームのサイズがこの容量以下でなければならないという。ちなみに近年では『ANIMAL WELL』のSteam版の容量が約34MBであることが話題となったが(関連記事)、同作よりもはるかに小さい容量に収める必要があるわけだ。
なおゲームエンジンの使用は自由とされているが、実行に必要なファイルのすべてを容量内に収める必要があるため、ゲームエンジンが使えるかどうかは怪しいところだろう。また単独の実行ファイルでプレイできなければならないため、ブラウザゲームなども対象外となっている。
賞金としては、上位から順に72万ウォン(約7万6000円)、28万ウォン(約3万円)、14.4万ウォン(1万5000円)となっており、これらの入賞者には制作したゲームが実際に入ったフロッピーディスクも賞品として贈られるようだ。

同コンテストについて発表された日付については情報がないものの、応募作品はコンテストの情報発表後に新しく制作されたものでなければならないという。また審査基準が作成中となっているため、現在準備が進められている最中なのかもしれない。応募は2026年9月4日まで公式サイト内の応募フォームにて受け付けている。
なおこの試みは、かつて1997年に韓国ハイテルの「게임제작자동호회(ゲーム制作同好会)」でおこなわれた100KB以下制限のゲームコンテストを参考にしているとのこと。通称「게제동」とも呼ばれる同団体は、韓国のゲーム開発者コミュニティにおける先駆けともいえる存在であり、「1.44MB GAME_DEV CONTEST」はそうした系譜を踏まえたコンテストであるというわけだ。

ちなみに、サイズ縛りでゲームを作るという行為にロマンを感じる開発者はほかにもいるようで、たとえばitch.ioでは1.44MBの制限で作る「FloppyJam」という名のゲームジャムが開催されていたことも。ほかにも、それより遥かに小さい13KBという制限のあるウェブゲーム開発コンテスト「Js13kGames」などが2012年から毎年開催されていた例もある。
「1.44MB GAME_DEV CONTEST」を主催する2P Game Arcadeは、韓国・ソウルにて同名のオフラインイベントを開催する団体だ。同イベントでは「協力型ゲーム」に焦点を当て、他の訪問客やNPC(運営スタッフ)と協力型ゲームをプレイする機会をユーザーに提供している。クラウドファンディングでの成功を経て2024年に活動を開始し、2025年6月には第2回を開催して盛況となった(Inven)。今回のコンテストは、そんな団体による新たな取り組みなのだろう。

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