Nintendo Switch版『スイカゲーム』が100万DLを突破。一気に有名になったかわいいフルーツたち

 

Aladdin X株式会社は、Nintendo Switch向けに配信されている落ちものパズルゲーム『スイカゲーム』のダウンロード数が100万回を突破したと発表した。


『スイカゲーム』はpopIn株式会社によって2021年12月にリリースされたパズルゲームだ。スイカをはじめとし、メロン、パイナップルといったフルーツを題材として、フィールド上部の線を越えないように積みあげていく。同じ種類のフルーツは、組み合わせることで1段階上の大きなフルーツへと進化し、スコアが加算される。より多くのスイカを生み出しハイスコアを狙っていくわけだ。ギミックとしては、同じ数字をかけあわせていくパズルゲーム『Threes!』のようなルールとなっており、そこに「落ちものパズル」や「果物」「物理演算」などの要素が加わっているわけだ。


本作は中国のブラウザゲームである『合成大西瓜』という作品をアレンジした作品。もともとはpopIn株式会社の販売するプロジェクター「popIn Aladdin」の内蔵アプリであったが、それがNintendo Switch版としてリリースされたかたちだ。今年の秋頃からYouTubeやTwitchで活動する国内インフルエンサーの配信を中心に人気が上昇。その人気は、歌手のAdo氏や、お笑いコンビ霜降り明星のせいや氏などのテレビ番組等で活躍する有名人にも波及しているようだ。

また、日本のニンテンドーeショップのみの販売である本作だが、その人気は海外ユーザーにも波及している模様。海外メディアPolygonは、「スイカゲームを遊ぶ方法(How to get Suika Game)」というタイトルで、日本のニンテンドーeショップで『スイカゲーム』を買う方法を教える記事を投稿。国内インフルエンサーの配信から始まり、海外ユーザーの興味を引き広く波及したかたちだ。

本作の売れ行きについて、日テレNEWSが本作の開発元Aladdin X株式会社に行ったインタビューでは、1日のダウンロード数がブーム前と比べると“約5万倍以上”になる日もあるとのこと。本稿執筆現在、ニンテンドーeショップのダウンロードランキングでは1位となっている本作。この人気がどこまで続くか、今後も目が離せそうにない。


『スイカゲーム』はNintendo Switch向けに240円で販売中である。