株式会社アソビズムが新メンバーを募集中だ。アソビズムは、これまで革新的なゲームをさまざま手がけてきた。『ドラゴンポーカー』、『城とドラゴン』、そして『ビビッドナイト』。現在サービスが展開されているタイトルだけを見ても、非常に強烈な個性と独自性が込められていることがわかる。つねに新しさと面白さを弛まず追求してきたゲーム会社のひとつといえるだろう。

そんなアソビズムが今取り組んでいるのが、“ゲームと連携するロボット”の開発だ。ゲームアプリと筐体からなる「ʘmʘchim(オモチム)」は、開発者いわく「プレイヤーがルールを作る」「ゲームを作るゲーム」になるという。謎は多いが、独創的な取り組みであることはわかる。ʘmʘchimとはいったい何か、なぜゲーム開発スタジオがロボットの開発に取り組むのだろうか。以下、同プロジェクトの求める人材を記載:

・Unityエンジニア(応募リンク
・3DCGアーティスト(応募リンク
・コンセプトアーティスト(応募リンク
・UX/UIデザイナー(応募リンク
・プランナー(応募リンク

遊び心を刺激する革新的なトイゲーム


ʘmʘchimとは、アソビズムが開発中のゲームアプリ、およびそれと連携するロボットの名前だ。ゲームと筐体が連携することで、これまでと異なる新しいアソビを提供するという。開発中のʘmʘchimについて、ゲーム・筐体の特徴をそれぞれ見ていこう。

ʘmʘchimのゲームは、目的が提示されない「サンドボックスゲーム」だ。『マインクラフト』や『Roblox』をイメージしてもらえばわかりやすいだろう。ゲーム内のバーチャル空間にオブジェクトを配置し、自由なステージ作りが楽しめる。地形編集機能のほか、各種オブジェクトも用意。ダンボールや木材など、素材ごとに重さや質感も異なるとのこと。

モーターやギア、ピストンといった「動力オブジェクト」を対象物に接続すれば、投石台やエレベーターのような動く機構も作ることができる。人型やビークル型のキャラクターを配置し、プレイヤーが直接操作することも可能だ。

これらのオブジェクトは、プログラミングでの制御に対応する。プレイヤーがプログラムすることで、挙動を制御することが可能だ。なおプログラミングには、初心者でもなじみやすいビジュアルプログラミングを採用している。特別な知識なしで、オブジェクトの自動制御ができるのだ。


これらゲーム部分だけでも、ひとつのサンドボックスゲームとして十分な機能を備えている印象だ。さらに「ʘmʘchim」は、ゲームと連動する走行型筐体との連携に対応している。ゲーム側で設定した命令に応じて、現実の世界で筐体が動くのだ。筐体には小型カメラのほか、前方の距離測定、左右の壁認識、移動量の測定などが可能な多機能センサーを搭載。ゲーム画面上の命令ブロックをつなげるだけで、「筐体のセンサーを使ってLEDを点灯させる」といった複雑な処理も実装できるという。ゲームと筐体の連携で、幅広い遊び方をプレイヤーに提供するのだ。

筐体には専用基盤を搭載


二つの“得意を活かす”開発

ゲーム会社が開発する異色のゲームʘmʘchim。その背景には、ゲームを通じて学ぶことの楽しさを感じてほしいという思いが込められているという。開発の経緯やゲームに込める思いについて、ʘmʘchim採用サイト内より主要人物3人のインタビューから抜粋して紹介しよう。

アソビズム代表兼ʘmʘchim開発プロジェクトのディレクター・大手智之氏によれば、ʘmʘchimは同社の共育事業部とゲーム事業部の共同プロジェクトになるという。共育事業部とは、子ども向けにICT学習や野外活動、ものづくり教室などを開催する「未来工作ゼミ」を運営する同社の部門だ。大手氏には以前から「ゲームで得た経験を、リアルの世界に活かせるようなゲームをつくりたい」という思いがあったとのこと。同社のゲーム制作のノウハウを活かし、「学ぶことの楽しさ」を伝えたいという思いがʘmʘchimには込められている。

アソビズム代表の大手智之氏
開発初期のイメージボード


ただしʘmʘchimは、対象を子どもに限定して作られているわけではないという。共育事業部長の依田大志氏はこう述べている。「共育事業部がやっているということで、学習的なものかなという印象を持たれるかもしれないのですが、何かを学ばせようという意識はあまりなくてむしろ遊びの中にこそ創造性を出せる源泉がある、というのが考え方の基盤です。」

ゲーム事業部の入生田健氏は、ʘmʘchimを「ゲームを作るためのゲーム」と説明している。同氏はʘmʘchim開発のメインプログラマーを務める人物だ。入生田氏はʘmʘchimを積み木にたとえ、プレイヤーが一つ一つの操作を楽しくできるように、手触りにもこだわっていると述べている。

代表の大手氏いわく、ʘmʘchimは多言語展開・マルチプレイへの対応も検討しているとのこと。いわば公園のような、「ネットを介して皆が集まり、遊びを自分で生み出し、それを友達と共有できるゲームを作りたい」と述べている。ʘmʘchimの開発はアソビズムにとって、教育とゲームという二つの経験を活かした挑戦なのだ。


「得意がある」人物求む


採用サイトのインタビューでは、同社内の働き方についても触れている。アソビズムは東京と長野にそれぞれ拠点を構えたうえで、開発チームはリモートでの勤務が中心のようだ。今求める人物像についてはそれぞれ、大手氏は「新しい物事を始めることにリスクよりも楽しさを感じる人」、依田氏は「ガシガシ挑戦してやる!という気概のある方」、入生田氏は「得意なことがあって、それを任せられる方」と回答。“得意を活かす”を経営理念とする、同社の社風にマッチした人材を求めているようだ。

アソビズムでは、エンジニアやアーティストなどʘmʘchim開発スタッフを鋭意募集中だ。募集職種や採用条件については、ʘmʘchim採用サイトを参照されたい。具体的に募集されているポジションは以下となる:

・Unityエンジニア(応募リンク
・3DCGアーティスト(応募リンク
・コンセプトアーティスト(応募リンク
・UX/UIデザイナー(応募リンク
・プランナー(応募リンク