『アークナイツ:エンドフィールド』の「オクギ」解説。性能切り替えで実質2人分、アタッカーにもサポーターにもなれる、注意点もあり

本稿では『アークナイツ:エンドフィールド』新オペレーター「オクギ」について紹介する。

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HypergryphおよびGRYPHLINEは7月16日、運営中の『アークナイツ:エンドフィールド』に向けた特別スカウト「臨淵望北」を開始した。本作はオペレーター1人あたりの育成コストがそれなりに重いため、育成やスカウトに踏み切る前に十分な情報を集めたいという方もいるだろう。本稿ではそんな方へ向け、新オペレーター「オクギ」について紹介する。

『アークナイツ:エンドフィールド』は、『アークナイツ』を手がけるHypergryphの新作ゲームである。『アークナイツ』が2Dタワーディフェンスゲームであったの対し、本作は3Dリアルタイム戦略RPGとなっており、ゲームとしてはがらりと姿を変えた。舞台となるのは巨大ガス惑星タロスの衛星「タロII」。プレイヤーは高い技術力を持つエンドフィールド工業の伝説的存在「管理人」として、この星を巡るさまざまな脅威や陰謀に立ち向かうことになる。

オクギを一言で表現することは不可能だ。なぜなら、ステータス値を参照してスキルの性能が切り替わるのである。「強力なアタッカー」と「使いやすいサポーター」の2つの側面を持ち、使う際にはまずどちらのスタイルを選ぶかが重要となる。

本作の戦闘システムでは、ダメージの種類は物理ダメージ・アーツダメージ・超域ダメージの3種類に大別される。このうち、プレイヤーが操作できるオペレーターたちが出せるダメージは物理ダメージ、および灼熱・電磁・寒冷・自然の4種類に分類されるアーツダメージである。オクギ自身は自然アーツをおもに使用するオペレーターだが、先述の性能が切り替わる特徴もあるため、ほとんどどんな編成でも採用することが可能だ。

本稿ではそんなオクギの使い方について、基本的な部分を紹介する。応龍特殊部隊という精鋭の隊長を務めてきた彼女の力を無理なく使いこなす一助となれば幸いだ。

アタッカーかサポーターか、それが問題だ

オクギはステータスのうち「知性」と「意志」の2つの値を比較し、その結果に応じてスキル形態が変化する。知性が高い場合はアタッカー型の「陣訣・知」、意志が高い場合はサポーター型の「陣訣・意」となる。なお、知性と意志が同値のときは「陣訣・知」だ。本稿ではより直感的に読むことができるよう、以降は「陣訣・知」をアタッカー型、「陣訣・意」をサポーター型と称することにする。

アタッカー型は全体的にダメージを出すことに特化しており、戦技・連携技・必殺技のいずれもサポーター型に比べダメージ倍率が非常に高い。連携技のクールダウンも短く、どんどんダメージを出していくことができる。ただし、アタッカー型の戦技には範囲内の敵を集める効果が存在しない。敵を集められるのはサポーター型のみで、このほかにもデバフの倍率や持続時間、種類を問わないアーツ付着など、多くの点で支援向きとなる。どちらのスタイルを選ぶか、編成する段階で決めておく必要がある。

アタッカー型にする時はとにかく知性を上げる武器や装備で固めるだけで良いのでわかりやすいが、サポーター型のときはそうはいかない。意志が知性を上回るように調整しながらも、ダメージ量に直結する知性もなるべく高く保っておきたいのだ。そのため、サポーター型にするときは、意志が知性を少し上回るくらいのバランスを目指すことになる。

作戦訓練で獲得できる装備は意志(サブ能力)を割合で上げてくれるため調整はしやすい


オクギからオクギへ、さらにオクギにつなげる

ようやく具体的な使い方についてだが、アタッカー型については「オクギの連携技の後に戦技を使うと強い」という1点のみ押さえておけば概ね問題ない。オクギの連携技は、敵を「牢獄状態」にする。この時、敵のすべての行動が遅くなる。この牢獄状態の敵に戦技を使うと、一定量のSP返還や追加ダメージなどの効果が発生するのだ。何らかの方法でオクギの連携技を発動したら、ボーナスタイム発生である。続けて戦技を使うと、いつもより少ないSP消費量でより大きなダメージを与えられる。

そんな連携技だが、なんとオクギの戦技でも発動条件を満たすことができる。戦技2回分のSPさえあれば、オクギだけで「戦技→連携技→戦技」という1人3連コンボが可能なのだ。アタッカー型のオクギを運用する時は、この簡単なコンボをひたすら繰り返すだけでも、かなりの強さを発揮できるだろう。

牢獄状態ならば素早い敵もあまり動かない

もう敵を集めるのは専売特許ではない

サポーター型の最大の特徴は、これまでギルベルタの専売特許だった「敵を集める能力」を持っている点だろう。こうした能力を持つオペレーターは本作ではオクギで2人目である。マップ移動中や多くのコンテンツでの快適性が大幅に上がるため、ギルベルタを所持していない場合はこの点だけでもスカウトする価値がある。ゆっくりと敵を吸い込んでいくギルベルタの戦技と使い勝手は異なり、サポーター型オクギの戦技は一瞬で敵をかき集めることになる。

戦技の集敵範囲は無凸ギルベルタよりやや広く、1凸ギルベルタよりやや狭いようだ

また、サポーター型のオクギの連携技は、敵に付いているものと同じ種類のアーツ付着を付与するという効果を持つ。つまり、好きなアーツ付着をおかわりして付着段階を上げられる。何も考えずに連携技を使っているだけでもアーツ付着の段階を上げる嬉しい存在となってくれるだろう。先述の「牢獄状態」もサポーター型だと効果時間が長いため、集めた敵に何もさせずに片付けることも難しくない。

編成・運用例

具体的な編成や運用についても考えてみよう。考えられる編成例はかなり多岐に渡るが、今回は一例として操作で覚えることが少ない灼熱編成を紹介したい。メンバーとしては「オクギ、カミーユ、ウルフガード、レーヴァテイン」を採用し、オクギのスタイルにはサポーター型を選択している。

行動の一例:オクギ戦技→カミーユ戦技→4人全員の連携技

敵が一箇所に集まったところに全員の連携技で集中砲火するのは爽快だ

フィールド上の敵の大半はこの操作だけで片がつくだろう。仕組みとしては比較的シンプルで、オクギの戦技の自然付着とカミーユの戦技の灼熱付着でアーツ異常を発生させ、4人全員の連携技の発動条件を満たしているだけである。似たようなことは、たとえば「オクギ、タンタン、ギルベルタ」のような組み合わせでも可能である。手持ちのオペレーターの連携技を確認し、アーツ付着やアーツ異常で発動条件を満たすメンバーで固めてみてほしい。

運用上の注意点

オクギ運用上の最大の注意点はステータスによるスキル形態の選択だが、もう1点挙げるとすれば2段階に分かれている必殺技についてだ。オクギは必殺技を発動した後、終撃または操作中オペレーターの重攻撃で発動する「集中攻撃」を2回おこなうことで必殺技の2段階目を発動することができる。必殺技を撃った後に、時間差で2段階目をあらためて撃つ操作が必要なのだ。この2段階目の必殺技を発動するまでの間、オクギの必殺チャージが回復しない点に注意が必要だ。

つまり、必殺技の後に2段階目を発動するまでの間は、戦技などの必殺チャージを回復する行動はややもったいないということになる。また、必殺チャージが少ないときに自動で使用される必殺チャージ回復アイテムは機能しない。1段階目の発動で必殺チャージが空っぽになり、アイテムが使用されても効果は発揮されず、虚空に消えてしまうわけだ。

最後にオクギのモーションをいくつか紹介しよう。すでにSNS上でも話題になっているためご存知の方も多いかもしれないが、オクギは猫……ではなく、猫にそっくりな子咆獣が大好きなようである。そのため、待機モーションをはじめとして子咆獣が登場するものが多く、現バージョンにて追加された写真撮影のポーズ機能でもオクギには子咆獣と一緒のものが用意されている。キリッとした顔をしていることが多い彼女の、ゆるみきった表情をいろいろな角度から楽しめるのはスカウトした人の特権である。

エンドフィールドには長期休暇の名目で訪れているため、思う存分羽を伸ばしてもらいたい

まとめ

解説がすっかり長くなってしまったが、オクギを使う時は「アタッカー型かサポーター型を選んで装備を整える」「アタッカー型のときは連携技の後に戦技を使う」の2つに気をつけておくと良い。自らがダメージを出していくことも、味方を支援することもでき、どちらのスタイルも同時に使いたくなるほどの優秀なオペレーターだ。本作の源石交換所にもある「娯楽は適度に、消費は理性的に」の範囲内ではあるが、ぜひともスカウトしておきたい。

『アークナイツ:エンドフィールド』はPC(公式サイト/Epic Gamesストア)/PS5/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。

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Naoto Morooka
Naoto Morooka

1000時間まではチュートリアルと言われるようなゲームが大好物。言語学や神話も好きで、ゲームに独自の言語や神話が出てくると小躍りします。

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