『PUBG』生みの親が手がける新作『Prologue: Go Wayback!』が“資金難”で開発中止、早期アクセス版は無料化へ。壮大プロジェクト第1作、苦渋の断念

PLAYERUNKNOWN Productionsは6月4日、スタジオの再編を発表した。あわせて『Prologue: Go Wayback!』については開発中止となることが発表された。

デベロッパーのPLAYERUNKNOWN Productionsは6月4日、スタジオの再編を発表した。あわせて早期アクセス配信にて開発中のサバイバルアドベンチャー『Prologue: Go Wayback!』について、制作中止及び払い戻しをする予定とも明かされた。

『Prologue: Go Wayback!』は一人称視点のサバイバルアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは広大な大自然の中に放り出され、古びた地図とわずかな道具だけを頼りに、助けを呼ぶことができる気象台を目指すことになる。地形はプレイするたびに変化し、地図は地形を示してくれるだけで、ルートを教えてくれるものではない。食料や水の確保、体温の維持など、生死を分ける要素を考慮しつつ、適切なルートを選んで生き延びるリアルなサバイバルが体験できる作品だ。

本作はPLAYERUNKNOWN Productionsが開発を担当。同スタジオは『PUBG: BATTLEGROUNDS』(旧PlayerUnknown’s Battlegrounds)の生みの親としても知られる、PlayerUnknownことBrendan Greene氏が率いるスタジオだ。

同作は2025年11月20日にPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに早期アクセス配信を開始。シビアなサバイバル体験については一定の評価を獲得しつつ、基本的なゲームプレイが、早期アクセスという点を差し引いても少なめであることや、ゲーム内バランスに対する指摘が寄せられ、「賛否両論」ステータスとなっていた。

そんな中、本作について6月3日にPLAYERUNKNOWN ProductionsがX上に声明を公開。現在の体制では資金面に限界があるためスタジオを再編すると発表した。レイオフも発生すると見られ、当面は影響を受けるスタッフのサポートを最優先にサポートするとの方針を示している。また再編の結果として、『Prologue: Go Wayback!』については開発の中止を発表。一方、同スタジオが手がけるゲームエンジン「Melba」については、より小規模なチームで開発を継続していくとのことだ。

加えて、早期アクセス配信中に開発中止となった『Prologue: Go Wayback!』は、今後のアップデートで無料化する予定とも明かされた。Steam/Epic Gamesストアでゲームを購入したプレイヤーには払い戻しも実施する予定とのことで、払い戻し方法の詳細については、近日中に告知するとしている。

Brendan氏がKRAFTONから独立して立ち上げたPLAYERUNKNOWN Productionsで新たに手がける本作には大きな注目が集まっていた。しかしながらユーザー評価面での躓きも見受けられるなかで、今回開発中止が伝えられたかたちだ。

なお『Prologue: Go Wayback!』は、3作品にわたるプロジェクト『Project Artemis』の1作目だった。『Prologue: Go Wayback!』にはUnreal Engine 5が採用されていたのに対し、2作目以降は先述した内製ゲームエンジン「Melba」で開発される予定であった(関連記事)。「Melba」の開発継続は明言されていることからも、残る2作品が計画どおり開発されていくのかどうかは注目されるところだろう。

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Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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