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「デモ版600万プレイ」3人マルチ爆弾解除『BOMBANANA!』、同接1万2000人の大盛況。「見ざる言わざる聞かざる」ドタバタ分担、要素大量で堂々の製品版
TARKは9月2日、Lefto Studioが手がける『BOMBANANA!』を配信開始した。

パブリッシャーのTARKは9月2日、Lefto Studioが手がける『BOMBANANA!』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応している。本作は配信直後から賑わいを見せ、最大同時接続プレイヤー数は1万2000人を突破している。
『BOMBANANA!』は、「見猿」「聞か猿」「言わ猿」の“三猿”に分かれて爆弾解除を目指す協力型パズルゲームだ。3人は、それぞれ確認できる情報や利用できるコミュニケーション手段が異なり、必要な情報を仲間同士で伝えながら制限時間内の解除を目指す。プレイ人数は「3人固定」となっている。

本作の特徴は、三猿をモチーフにした非対称な役割分担だ。たとえば「見猿」は、爆弾に直接触れて操作できる唯一の存在だが、目が見えないため、ケーブルの色や画面の表示を確認できない。「言わ猿」は、唯一、爆弾解除マニュアルを確認できるものの、言葉を発することができず、ジェスチャーなどを駆使して指示を伝えることになる。そして「聞か猿」は、爆弾の様子や仲間のジェスチャーを見ることができ、声を出して指示することも可能だが、ほかのサルの声が一切聞こえない。このように、マニュアルを読める者、操作する者、その間を取り持つ者に役割が分かれており、3人の情報を繋ぎ合わせなければ爆弾を解除することはできない。
爆弾には、複数のパズルモジュールが組み込まれている。たとえば、ケーブルを扱うモジュールでは、接続されているケーブルの本数や点灯しているライトの色とマニュアルを照らし合わせ、切断するケーブルを判断する。操作係は目が見えず、マニュアル係は声が出せないため、それぞれの限られた手段で情報をどう正確に伝達するかが攻略の鍵を握る。

コミュニケーション手段には、役割に応じたゲーム内ボイスチャットのほか、指差しや手振りなどのジェスチャー、エモートホイールが用意されている。さらに、バナナを投げつけたり、仲間を“ビンタ”したりと、直接的なリアクションも可能。プレイヤーがボイスチャットで話すと、それに連動してサルの口が動くアニメーションも実装されている。
ステージ中には、停電によって暗闇となりマニュアルが読めなくなったり、大音量のノイズで妨害されたり、危険物が出現したりといった「環境ギミック」も発生。ただでさえ困難な意思疎通が、ギミックによってさらに混乱に陥れられるわけだ。爆弾解除の舞台となるロケーションも、デモ版に存在したミニバンだけでなく、飛行機などの新たな環境が追加されている。

ゲームモードは3種類。「キャンペーン」モードでは、徐々に難易度が増していく全30レベルのステージに挑戦する。「エンドレス」モードでは、自動生成されるウェーブを連続で攻略し、制限時間内にモジュールを解いてタイムを延ばしながらハイスコアを目指す。「カスタム」モードでは、爆弾の難易度や制限時間、登場するモジュール、環境ギミック、許容されるミスの回数などを自由に設定して、独自の条件で挑戦できる。製品版にあたっては、デモ版から14種類の新たなパズルモジュールが追加されており、そのうち3種類は「見猿」向けの特殊な「CHAOSモジュール」となっている。
加えて製品版では、世界中のプレイヤーと遊べる公開ロビーの「サーバーブラウザ」や「ルームコード」が実装され、Steamフレンド以外とも即席チームを組んでプレイ可能。ロビーから役職をランダムで割り振る機能や、2種類の色覚特性に対応した色覚サポートモードも用意されている。また、ビジュアル面も刷新され、ゲーム内オブジェクトのテクスチャも作り直されている。

本作は製品版の配信前から、デモ版の盛況によって注目を集めていた。本作の開発を手がけるLefto Studioによると、6月開催のSteam Nextフェスでは「もっとも多くプレイされたデモ」となり、期間中に100万人以上がライブラリへ追加。その後も勢いは衰えず、デモ版の累計プレイヤー数は600万人を突破し、製品版リリース前にはウィッシュリスト登録数も100万件を達成している。
そうした事前の反響もあってか、製品版の配信後も多くのプレイヤーが集まっており、最大同時接続プレイヤー数は本稿執筆時点で1万2043人を記録(SteamDB)。Steamユーザーレビューでは167件中96%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。
本作は、3人が欠けた情報を補い合いながら爆弾を解除する、非対称な協力プレイが持ち味だ。爆弾を操作できても正しい手順が分からない、マニュアルを確認できても言葉では伝えられない、といった制約が役割ごとに設けられており、爆弾のパズルだけでなく意思疎通そのものが攻略要素となる。また、こうした3人によるコミュニケーションの仕組みや、役割ごとに異なる課題、製品版で増えたパズルモジュールなども評価されている。デモ版の段階で600万人以上を集め、製品版ではパズルやゲームモードを拡充された『BOMBANANA!』。今後どこまでプレイヤー数を伸ばすか注目したい。
『BOMBANANA!』はPC(Steam)向けに配信中。リリース記念セールとして、9月10日までは定価から38%オフの税込651円で購入できる。ゲーム内は日本語表示に対応している。
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