『ファイアーエムブレム 万紫千紅』はとにかく「カオス」で感想言うの難しすぎる。『神貌(かんばく)のクリファ』にチャレンジ精神を感じるが作業感強め。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。563回目です。

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Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。563回目です。暑さ寒さも彼岸まで。

元素マッチ3禅バトル

対応プラットフォーム:PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/XBOX Series X|S/XBOX One/iOS/Android

今週は、法術対戦パズルゲーム『五行の旅』をプレイ。『キャンドルちゃん』や『疲弊した人』を手がけたスタジオの新作です。中国の「五行思想」を題材にした作品で、火・水・木・土・金という5つの元素を使いターン制にて戦う。画面下に各プレイヤーのパズルフィールドがあり、同じ元素を3つ以上横に揃えることで効果を発動。2列のフィールドの上段では攻撃、下段だと防御や回復になる。また、同じ元素を2つ揃えることで、別の元素に合成可能。規定の手数の中で元素を上下左右に入れ替えながら、相手のHPをゼロにすることを目指す。

各元素は互いに影響し合う関係にあり、効果を高める組み合わせもあれば、その逆もあり。その仕組みを理解して攻防に活かせるようになると、より面白くなってくる。また、相手のパズルフィールドの状況から次の行動を予測して、戦略を立てることも大事。一見シンプルながら奥深さのある作品です。対人戦にも対応しています。
by. Taijiro Yamanaka

ボトルシップの瓶の口

対応プラットフォーム:PC(Windows/MacOS/Linux)

『two essays about loneliness/PARABELLUM CLUB: BERRIES MIX』のディスクが届きました。ビジュアルノベルゲーム二作品と、『.45 PARABELLUM BLOODHOUND』からインスパイアされたJuneji氏によるサントラが収録されています。

『In the Grace of our Malice』は、長年離れていた友人「ビー」の独白を聞きながら、夜の山中へと向かうお話です。どこか思考が麻痺するような感覚の中、砂糖たっぷりのカフェオレを飲みながら読み進めていました。ビーと主人公の逸脱、そして小さな共鳴が描かれていたと感じました。

続けて『She Vomited Guns – INTEGRAL』をプレイ。兵器を“口から生む”合成体の少女「ニーナ」を巡る、科学者の記録です。ニーナを「究極の死の天使」にするために嘘を与え続けていたある日、彼女が微笑みます。終始、ぐるぐると少量の毒が回っているような慢性的な不快感に襲われました。

ディスクの随筆では、開発者のkiri氏が「負の感情を瓶に入れてデジタルの海に流す」ことについて語っています。確かにこの二作品は、混沌とした感情を内包したボトルシップまたはメッセージボトルであり、それを瓶の口から直接喉に流し込むような吐き気を体験させてくれました。

最後に、疾走感と焦燥感がスパークするサントラを聴きました。ジンジャーエールが飲みたいです。
by.Misako Murayama

とにかく不穏

対応プラットフォーム:PC(Steam)

今週は、『『スクジサマ』を巡る考察』を遊んでいます。本作は、オカルトライターの遺したデジタル作品を遊んでいくという、ホラーゲームです。デジタル作品には、スクジサマなる謎の存在を調査していく小説や、映像をもとにした3Dゲームなどが収録されています。プレイヤーは文章を読み進めたり、ちょっとした設問に答えたりしながら、デジタル作品を進行。物語の全容に迫っていくようです。見ると呪われるという動画。奇妙なレトロゲームと底境なる団体。そしてスクジサマとは何なのか。テキストや問題を中心に、不気味な世界が描かれていきます。なお本作は、『失踪した友人の部屋に残されていたゲーム』の開発者による新作となっています。

『失踪した友人の部屋に残されていたゲーム』同様、本作もなかなか進行の難しいゲームとなっています。難しさや問題の方向性が前作とは違うのですが、わかっている範囲でも推測の難しい部分があり、今のところ前作よりも人を選ぶかもしれません。一方、まだプレイ中の段階でも不穏さは抜群。不気味で忌まわしい空気が漂っており、ゾッとするような体験が展開されています。恐怖はともかく、難易度でも先に進みづらいゲームになっているので、サクッと遊びたい場合はアップデートや攻略情報が揃うのを待っても良いかもしれません。
by. Keiichi Yokoyama

公安の爆美女に釣られたが、なぜかプレイが続かない

対応プラットフォーム:Nintendo Switch/PS5/PC(Steam/Epic Gamesストア)

『神貌のクリファ』を遊んでいます。発売日からやっているものの、まだ2時間と少し。というのもイマイチ続けて遊べないんですよね、1回15分から30分ほど。めっちゃつまらないというわけではないのですが…。本作は発表時から主人公緋月レナのキャラデザに撃ち抜かれ、購入を決めていました。

ゲームはリアルタイムコマンド戦闘と、調査地域を決めて物語が進むADVパートで進行。戦闘については前隙、後隙がある攻撃をリアルタイムで選択しつつ、敵の攻撃に合わせるとカウンターが決まる、いわく「タクティカルカウンター・タイムラインRPG」。賛否ありますが、個人的には挑戦的で嫌いじゃない手触りです。ADVパートは思ったよりスチルが少なく、序盤時点では「次が気になる」という引きもやや弱め。 細かい不満はあれど根本的にはなんだろうと考えましたがRPGにしては“探索”が薄すぎる点かなと思いました。

低価格ゲームなので削ぎ落としたと言われるとそれまでなのですが、その点が自分が物語を動かしている感や没入感を落とし、どんどんプレイしたくならないのかなぁと。優しさだとは思うのですが、基本的には光っているポイントを選択するだけで進行しますし、ご丁寧に敵の想定レベルまで提示されます。ドキドキ感がなく、戦闘以外が作業といいますか。ただ、チャレンジや癖は感じるのでクリアまでやってみたいと思っています。
by. Genki Hashimoto

特盛天丼

対応プラットフォーム:Nintendo Switch 2

『ファイアーエムブレム 万紫千紅』をプレイしています。20時間ほど遊びましたが、ゲーム内容も含めて混沌としたゲームだなと……。RPGもSRPGもストラテジーもダンジョン探索もリソース管理も入ってて、かつ各ルートが存在。なんかもう、カオスです。明確にシリーズとしては贅沢に作られていて。モデルもアニメーションも含めて演出まるっとAAAゲームだと感じます。全部がリッチになっている。で、ボリューム感を出すために入れた要素が多すぎて、カオス。

自分は結構古めのエムブレマーなので、最初は面食らいました。というのも、SRPGしている時間自体が少ないので。『風花雪月』も同様でしたが、今作は要素が多いことが目立つので、SRPG時間が少なく見えるのが相対的に気になる。それと『風花雪月』ほど人間ドラマが緻密ではないというか、大味な印象で、そこも気になるところではあります。

ただこれは「自分の求める要素のエッセンスが薄い」というだけであり、全体的な物量は圧巻で、そういった物量感を含めた混沌ごちゃ混ぜゲームとして見るとかなり野心的で一見の余地あり。ただボリュームがでかすぎるのと要素が多すぎるので、このゲームの感想を言うのは大変難しい。ゲームバランスもストーリーもある程度クリアしないとわからないし。序盤微妙だったところが中盤盛り返した要素もあり。どう?ときかれると「カオス」と答えます。まだ、どういうゲームか言うのが難しい。ただそういうゲームと出会えるのは面白いですね。
by. Ayuo Kawase

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