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マルチ“ご近所戦争”アクション『Neighbors: Suburban Warfare』正式リリースで「基本プレイ無料」化。コンソール進出&遊びやすさがっつり改善で広がる“家財破壊の輪”
Invisible Wallsは9月30日、『Neighbors: Suburban Warfare』を正式リリースした。

デベロッパーのInvisible Wallsは9月30日、『Neighbors: Suburban Warfare』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/XBOX Series X|S。正式リリースにあわせて基本プレイ無料化され、コンソール版およびクロスプレイにも対応した。ゲーム内は日本語表示に対応している。
『Neighbors: Suburban Warfare』は、郊外の住宅街を舞台に隣人同士が本気の抗争を繰り広げる、一人称視点のオンライン対戦アクションゲームだ。プレイヤーは個性豊かな住人のひとりとなり、自宅を守りながらライバル宅へ殴り込む。フライパンやレンチ、掃除機といった身近な道具を武器として振り回し、相手の家財や家屋を破壊していく。

本作では、操作する「隣人」ごとに装備や能力が異なる。たとえば「チャド」は掃除機を武器とし、「ドリーン」はボクシンググローブで近接戦を展開。「キム」は投擲も可能なレンチとオイルタレットを扱い、「おじいちゃん」は救急箱による味方の回復や復活を担う。大砲を使う「P.A.」なども存在し、レベルを上げることで追加の「隣人パーク」も解放されていく。
ゲームモードも複数用意されている。PvPコンテンツとしては自宅を守りつつ相手の家財を壊しまくる「破壊」とひたすら倒し合う「乱闘」が用意。PvEの「ロボット侵略」では、襲来するロボットの波から自宅を防衛する。また、変わり種としてはものに変身するかくれんぼ「プロップハント」が存在する。

本作は2025年4月18日、有料タイトルとしてSteam早期アクセス配信を開始した。当初から住宅攻防を軸とするゲームだったものの、配信後にはヒット判定やラグ、クラッシュのほか、序盤の資源争奪で劣勢になると巻き返しが難しいゲームバランスや、複雑な仕組みなどが課題として挙げられていた。
開発元はその後も仕組みを大きく変えながらアップデートを継続。ゲームバランスの調整や新たなモード、マップ等を追加してきた。しかし、そうした改善を重ねても、作品を取り巻く状況は厳しかったようだ。同年10月、開発元のInvisible Wallsは本作の現状について詳しく説明。CEOのDavid氏によると、早期アクセス配信後の売上はチーム全員が開発に専念できる規模には達せず、会社も厳しい財政状況に置かれていたという。また、本作は開発期間の大半において基本プレイ無料タイトルとして制作されており、有料タイトルとして早期アクセス配信した価格戦略は誤りだったとの見解も示された。

同社はその後、新たな支援体制を確保。基本プレイ無料化とPS5およびXBOX Series X|Sへの展開を打ち出した。そして2月には、過去作『First Class Trouble』の「ペルソノイド」が襲来するロボット侵略も実装。PvPだけでなく、少人数やひとりでも遊べる方向へコンテンツを広げてきた。

そして今回のバージョン1.0では、「破壊」モードの仕組みが大きく見直された。これまで住宅強化などに使われていたリソース要素は撤廃され、ショップも簡略化。アイテムは両チーム共通で夜を迎えるごとに段階的に解放されるようになったほか、キャラクター共通の一般パークも削除された。序盤の展開や知識量によって差がつきやすかった従来の構成から、よりシンプルに住宅の攻防へ取り組める形へ改められている。
移動システムにも手が入り、スプリントキーを廃止する代わりに基本移動速度を上昇。開発元によれば、こうした一連の変更によって、従来は平均約20分だった試合時間も10分から15分程度になることを想定しているという。正式版では、複雑だった要素を減らし、隣人同士の殴り合いや家屋の破壊をテンポよく楽しむ方向へ再設計されたかたちだ。

バージョン1.0では新キャラクター「グウェン」も追加された。チアリーダー姿の攻撃支援役で、味方の攻撃力を高めたり、敵が受けるダメージを増やしたりできる。また、側転を利用した攻撃や、地面を強打して周囲の敵を吹き飛ばす能力も備える。さらに、新住宅「郊外の家」も追加されており、ゲーム内ではいわゆるバトルパスにあたる「ご近所パス」のレベル50報酬として設定されている。

基本プレイ無料化に伴い、アンロックや課金まわりの仕組みも変更された。正式版では「ポケットの小銭」と「ハーモニー」という2種類の通貨が用意され、キャラクターは各通貨を使ってアンロック可能。衣装や開始時アイテムの見た目を変えるスキンも販売されている。また、新たなご近所パスには無料とプレミアムの報酬ラインが用意され、通貨やキャラクター関連の報酬などを獲得できる。早期アクセス版の購入者には移行特典として、全キャラクターのアンロック、P.A.向けの「P.A Flames」「Cannon Flaming」スキン、プレミアム版のご近所パスが提供される。
さらに、正式リリースにあわせてPS5/Xbox Series X|S版も配信開始。Steam版を含む各プラットフォーム間でのクロスプレイにも対応し、異なる環境のプレイヤー同士で一緒に遊べるようになった。そのほか、変更点は多岐にわたるため、詳細はパッチノートを参照されたい。
『Neighbors: Suburban Warfare』はPC(Steam)/PS5/XBOX Series X|S向けに基本プレイ無料で配信中。ゲーム内は日本語表示に対応している。
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