『ARC Raiders』開発元、小出しアプデをやめて「大型アプデ年2回」にすると発表。次は10月に“史上最大規模”のアプデを出す

Embark Studiosは5月14日、本作のアップデート方針を変更すると発表した。

デベロッパーのEmbark Studiosは5月14日、本作のアップデート方針を変更すると発表した。年2回の大型アップデートをおこなうかたちに変更され、10月に予定されている次回の大型アップデートは「発売以来最大規模」となる見込みだ。

『ARC Raiders』はPvPvE形式の脱出シューターだ。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|Sで、ソロプレイまたは最大3人でのチームプレイに対応している。本作の舞台は「アーク」と呼ばれる謎の機械によって荒廃した未来の地球。プレイヤーは「レイダー」と呼ばれるならず者のガンマンとなり、アークや敵対するほかのレイダーなどと地表で戦う。戦闘や探索を通じて手にした貴重な物資を、地下居住区「スペランザ」へと持ち帰ることを目指す。

発表によると、今後『ARC Raiders』の大型アップデートは年2回のペースで実施し、「より大規模で影響力が大きい」ものになるとしている。これまで本作は毎月アップデートを配信する方針がとられてきたが、それにはプレイヤーに新鮮な気持ちでゲームを楽しんでもらい、モチベーションを維持してもらう狙いがあったという。実際に、開発チームは今年に入ってからも、今年1月に公開されたロードマップに沿うように、現在まで毎月アップデートを実施してきた。

しかし、今回の発表で開発チームは、毎月のアップデートサイクルがもたらすプレッシャーによって、アップデートの効果が制限されていることを、プレイヤーも開発側も認識していると説明。「このペースを維持することは持続可能ではないとして、方針転換することを決定したそうだ。

アップデートの頻度は減少するが、開発に余裕ができることで、進行システムや経済バランスの調整、フェアプレイやチート対策など、『ARC Raiders』の健全性により深く注力できるようになると説明。また、ライブサービスチームによる日常的な運営は引き続きおこなわれ、定期的なライブアップデート、バランス調整、バグ修正、ストアアップデート、プレイヤーイベントなどは継続されることも強調している。

さらに、今回の発表では次回の大型アップデート「Frozen Trail」が10月に実施される予定であることも明かされた。同アップデートは「発売以来最大規模のアップデート」であり、コミュニティから寄せられた幅広い問題に取り組むものになるという。現状の発表では、広大な新マップの追加や、新たなデザインと独自の行動パターンを持つアーク、強化要素が最大に達したプレイヤーに向けた新たな成長システムなどが追加要素として挙げられている。作中では、アークの起源についての謎も明かされるそうだ。

今回の発表は、本作のSteamのお知らせにも投稿されているが、プレイヤーからは賛否が入り混じった反応が寄せられている。アップデートの品質が高まることを歓迎する声もあれば、半年もの間アップデートなしでゲームを楽しめるのかと不安視する声もみられている。

本作はSteamユーザーレビューで約28万件中84%の好評率で「非常に好評」ステータスを獲得しているが、細かい期間に区切って見ると、50~60%台にまで低下していることがわかる。特にPvP要素とPvE要素のバランスについては意見が分かれている部分であり、今後の人気を左右する焦点となっていく可能性はあるだろう。今回の決定した新たなアップデート方針により、評価がどのように推移していくのかは注目される。

『ARC Raiders』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに販売中だ。

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Hiroyuki Furukawa
Hiroyuki Furukawa

好きなゲームがマイナーと言われると喜ぶ天邪鬼なゲーマー。アーケードゲームも嗜み、ゲームセンターにもひっそりと出没する。

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