ロシア売店運営ゲーム『I Have No Change』Steam無料プレイテストがさっそく大人気に。哀愁漂うキオスクでの、“やたらリアル”な接客体験

Studio Rassvetは5月6日、キオスク運営シミュレーションゲーム『I Have No Change』のプレイテストを開始した。

デベロッパーのStudio Rassvetは5月6日、キオスク運営シミュレーションゲーム『I Have No Change』のプレイテストを開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。無料で誰でも参加でき、多数のプレイヤーが集まる人気となっている。

本作は、ロシアの街にあるキオスク(売店)で働く、物語主導のシミュレーションゲームだ。製品版は2027年配信予定。

『I Have No Change』の主人公は、マトヴェイという名の27歳の人物だ。プレイヤーはその一人称視点にて、雪の積もる大晦日の夜の出来事を体験する。本作はエピソード形式が採用され、各30〜40分程度のボリュームのエピソードが8つ収録される予定。キオスクの運営や接客だけでなく、自宅での日常や、主人公が見る幻想なども体験することになるという。

主人公が営むキオスクは、大通りに面した場所にある小さな売店だ。飲み物や食べ物、菓子、タバコなど多種多様な商品を取り扱っている。そして客が訪れると、小窓の向こうから希望の商品を伝えてくるため、棚や冷蔵庫から探してきて渡し、代金を受け取る。レジを開けてお釣りのやり取りをしたり、クレジットカードでの支払いに対応したり、あるいは店舗を掃除したりといった要素も用意されている。

キオスクには、主人公の古くからの知人からこの街に迷い込んだ旅人まで、さまざまな客が訪れる。そして彼らと交流する中で、主人公にまつわる哲学的でドラマチックな物語が展開されていくとのこと。

今回実施されたプレイテストでは、そうしたキオスク運営を体験できる内容となっている。客の中には、おつかいで来た子供や、主人公を詮索する役人なども登場。また、最初は主人公の自宅から始まり、コーヒーを淹れて飲み、スマホでニュースをチェック。それから夜の街を歩いて、キオスクまで出勤するパートも体験できる。

プレイテストはPC(Steam)向けに5月6日から実施され、人気となっている。同時接続プレイヤー数を確認すると、これまでのピーク時には4000人を超えた(SteamDB)。誰でも無料で参加できるとはいえ、なかなかの盛況ぶりである。開発元によると、5月11日時点で11万人以上がプレイしたそうだ。

本作は昨年1月に発表され、舞台とするロシアを含む東欧のキオスクの雰囲気がリアルに表現されているなどとして大きな注目を集めた。また登場する客のグラフィックには、役者による演技の実写映像を加工して使用しており、そのユニークな表現方法も話題に。今回、それを実際に体験できる機会が提供され、多くのプレイヤーが集まったのだろう。

『I Have No Change』は、PC(Steam)向けに2027年配信予定だ。そしてプレイテストは海外時間5月17日まで実施中。ストアページの「Playtestに参加」ボタンでアクセスをリクエストすると、すぐにダウンロード可能となる。

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

記事本文: 8071