『ファイナルファンタジーVII リバース』にて「一陣の魔風」の難しさに悲鳴集まる。強敵+変則討伐の地獄コンボ

『ファイナルファンタジーVII リバース』にて、バトルシミュレーターのとある生態解析がやたらと難しいとして注目を集めている。ほかのバトルとはひと味違う難しさから悲鳴が続出しているようだ。

ファイナルファンタジーVII リバース』にて、バトルシミュレーターのとある生態解析がやたらと難しいとして注目を集めている。ほかのバトルとはひと味違う難しさから悲鳴が続出しているようだ。なお本稿にはバトルシミュレーターやそのアンロック方法に関する言及を含むため留意されたい。


『ファイナルファンタジーVII リバース』は、PS向けの『ファイナルファンタジーVII』のリメイクシリーズ三部作の二作目だ。対応プラットフォームはPS5。グラフィックは最新技術を用いたフル3Dになり、ターンベースだった戦闘はアクションベースに変化。前作にてミッドガル脱出を果たしたクラウドたちは、自由な探索をコンセプトに、広大なワールドマップの中でセフィロスの影を追っていくことになる。

本作でも前作に引き続きチャドリーが登場し、バトルシミュレーターに挑むことが可能。バトルシミュレーターは討伐拠点の攻略などでアンロックされていき、クリアするとさまざまなマテリアなどを獲得できる。


ユーザー間で悲鳴が続出しているのはバトルシミュレーターの「【生態解析】一陣の魔風」だ。ジュノンエリアのシークレットレポート「闇の堕ちた賢者」のクリアと、ゴンガガエリア周辺区域でエネミーを14種類みやぶることでアンロック可能。敵となるのはマインドフレアとネオヴァギドポリス2体で、クリア条件は「マインドフレアを最初に討伐する」こと。この条件がやたらと難しいとして、反響を呼んでいる。ネオヴァギドポリスが先に死んでしまうのだ。

ネオヴァギドポリスが先に死ぬ原因のひとつは「超自爆」だ。その名のとおり自爆してくる技であり、超自爆されるとマインドフレアを最初に討伐する条件は失敗。またネオヴァギドポリスは基本的に「超絶叫」を使用してこちらをスタンさせ、確実に超自爆を狙ってくる。もし操作キャラで超絶叫によるスタンを逃れても、仲間がスタンしてしまうとネオヴァギドポリスの超自爆の標的となってしまう。仲間の様子にも注意を払う必要があるわけだ。

対策としてはネオヴァギドポリスをスリプルで眠らせて超絶叫や超自爆を使わせない戦法が有効。しかし仲間がネオヴァギドポリスを攻撃して起こしてしまったり、先に倒してしまったりと、仲間の攻撃も失敗に繋がる。3人パーティで挑むとむしろ難しくなりうるところも、このバトルの注意点だろう。


このほか一陣の魔風はレベルがAutoのバトルであり、レベルを上げて押し切ることはできない。マインドフレア自体も強力で、「サイキックボルト」や即死攻撃を使ってくるなど、そもそもマインドフレアを先に討伐する条件がなくとも難易度高めのバトルといえる。

ユーザーからは一陣の魔風が難しすぎるといった悲鳴が続出しており、本作でもっとも苦戦したバトルとして挙げる声も散見される。本作が“嫌いになる”ほど苦しめられたというプレイヤーも見受けられ、その凶悪さがうかがえる。

対策としては先述したとおり、スリプルを活用してクリアしたという報告が多く見られる。単体への攻撃が比較的強力なクラウドとティファのペアで挑戦するといった対策が講じられているようだ。また「ふうじる」マテリアに「はんいか」を組み合わせて複数体をスリプルで眠らせたり、「デバフこうげき」および「デバフぼうぎょ」マテリアでマインドフレアの攻守を弱体化させて一気に決着をつけたりといった対策も有効だろう。


一陣の魔風が苦手なユーザーが多く発生している背景には、相手を倒す順番が決められているなど、パズルのような攻略アプローチが求められることがあげられるだろう。また敵を殺さず自爆もさせないといった仲間の制御も重要。そうした本編のバトルとはひと味違う難しさがプレイヤーを苦しめているとみられる。バトルシミュレーターは、ユーザーの腕や戦略を試す意図があるのか、意地悪めなミッションも多い。その代表例ともいえるだろう。

一方でSNS上ではクリア報告もさまざま上がっており、一陣の魔風に苦しめられている場合は参考にしつつ攻略してみるのもいいだろう。あまりにも苦戦を強いられる場合は、難易度を下げてやり過ごすのも一手かもしれない。自分で攻略を頑張ってみるのもいいが、イライラしたり挫けそうな時は、他人の攻略例を参考にするのも立派な戦法。真正面に立ち向かうとなかなか難しいミッションなので、楽しく遊ぶことをおすすめしたい。

ファイナルファンタジーVII リバース』はPS5向けに発売中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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