個人開発者の桐生七氏は4月27日、『Witch the Showdown』を正式発表した。対応プラットフォームはPC。本作ではこれまで桐生七氏のX(旧Twitter)上にて開発中の動画が公開されていたが、今回ゲームタイトルの決定と共に正式発表となっている。
『Witch the Showdown』は、敵の攻撃をパリィで防ぎながらカードで反撃して戦い、すごろく風のマップも進んでいく、ハイスピードアクション×ローグライク×デッキ構築ゲームである。本作の舞台は、ファンタジーと科学が融合した近未来の世界だ。本作でプレイヤーは、とある武闘大会のチャンピオンを目指すという。動画やスクリーンショットでは、金髪ツインテールの少女が敵と戦う姿が映されている。プレイヤーは彼女を操作して、武闘大会を戦い抜いていくのだろう。
本作ではパリィによって敵の攻撃を弾きカードを使って攻撃する、高難易度なハイスピードアクションバトルが展開される。詳細は不明ながら本作でメインキャラクターの少女は、パリィによって敵の攻撃を防げるようだ。さらにパリィに成功すると、マナが獲得可能。マナを支払うことで、相手へのダメージや特殊効果が込められたカードを使用できる。本作ではパリィでマナを獲得し、カードの効果で敵を倒すのだ。要素としてはコンボが搭載。パリィに連続で成功すると、パリィ時の獲得マナ量が増え、一部カードの効果が強化されるそうだ。
また武闘大会で戦う過程では、すごろく風のローグライクパートが展開される。同パートのマップ上には、大会参加者とのイベントや、カードやアーティファクトが購入できるショップなどが用意されている。『実況パワフルプロ野球』シリーズのモード「栄冠ナイン」から影響を受けた、戦略性のあるゲームプレイが待っているようだ。本作では、パリィによって敵の攻撃を防いでカードで攻撃する戦闘と、「栄冠ナイン」に影響を受けたローグライクパートやデッキ構築を繰り返し、武闘大会のチャンピオンを目指すのだろう。
本作は個人開発者の桐生七氏が、友人と共同開発している。情報共有コミュニティZennのプロフィールによると、桐生七氏は元大手QA会社に勤めていたという。ゲーム制作は初心者であり、Unreal Engine 5を使って開発が進められているようだ。
本作『Witch the Showdown』は、同氏のX(旧Twitter)アカウントにて、タイトル未発表のまま開発中の動画が公開されてきた。今回タイトル決定にあわせて、正式発表がおこなわれたかたち。対応プラットフォームはPCとされているが、桐生七氏のXによるとSteamでのリリースを目指して制作が進められているようだ。また本作では、5月にCBTが実施予定。参加者はバトルデモがプレイできるそうだ。
『Witch the Showdown』は、PC向けに開発中だ。