国内ゲーム会社スタジオフレア、新作ゲームのイメージお披露目。『ブレイブルー』の森利道Pが新スタジオで手がける

 

株式会社スタジオフレアは1月18日、同社が制作中の新規タイトルのキービジュアルを発表した。近未来都市や幻想的な原野といった、作品の世界観を示すコンセプトアートが披露されている。


スタジオフレアは、元マーベラス副社長の青木利則氏と、元アークシステムワークスのプロデューサー森利道氏が2023年2月に立ち上げたゲームスタジオだ(関連記事)。青木氏が代表取締役社長を、森氏が取締役副社長を務め、森氏はプロデューサーも兼任する。また同社設立にあたっては、中国の大手企業NetEaseのゲーム事業部門NetEase Gamesより出資を受けており、両社協力のうえで今後の開発をおこなっていくことが明かされていた。

今回、スタジオフレアが制作中の新規タイトルのキービジュアルが公開された。近未来的な都市を舞台にしたコンセプトアートや、奇妙な丸い空洞のある岩山を遠くに望む原野のコンセプトアートが披露されている。また近未来都市のコンセプトアートでは、ウサギの耳のようなものを装着した、白い髪の女性キャラクターも確認できる。これらのイメージはすべて同一のゲームに向けて制作されているとのこと。ゲームの世界観を理解してもらうためのアートだそうで、さまざまな憶測をしてもらう狙いがあるという。

 


キービジュアルが公開されたスタジオフレア新作のプロデューサーは森氏が担当。制作はまだ初期段階だそうだ。同社では引き続き人材を募集しており、個人の裁量が大きくゲームに影響すると伝えられている。また公開されたコンセプトアートには、クリエイターの想像を喚起し、新たな挑戦へのきっかけとなるような願いも込められているそうだ。

なお弊誌では森氏へのインタビュー記事を掲載している。キービジュアル公開に至った意図や現在の開発進捗について語られているので、確認してみてほしい(該当記事)。公開されたキービジュアルは、スタジオフレアの特設サイトからも確認可能。また新作やスタジオの動向が気になる人はスタジオフレアのXアカウントをフォローしておくといいだろう。