『Escape from Tarkov』公式が「Edge of Darkness」所有者向けにも新PvEモードを提供すると発表。順次開放へ

 

デベロッパーのBattlestate Gamesは現地時間4月27日、『Escape from Tarkov』の「Edge of Darkness Limited Edition」(以下、EoD)所有者全員にPvE Co-opモードを解放すると発表した。

【UPDATE 2024/4/29 13:52】
記事初版にて、EoD向けPvEモードの解禁時期について誤りがございました。修正し、誤った情報を記載したことを、お詫び申し上げます。

本作は4月25日に新エディション「The Unheard Edition」が発売。同エディション向けに新モードであるPvEモードや新たな特典が用意された一方、“全てのDLCへのアクセス権”が付属していたEoD所有者向けにPvE Co-opモードが提供されない事も判明した。またBattlestate Games が説明した「PvE Co-opモードはDLCではない」という解釈を巡ってコミュニティからの批判が渦巻いていた(関連記事)。

それを受けてBattlestate GamesはEoD所有者向けにもPvE Co-opモードを提供するなど、さまざまな補填を発表(関連記事)。しかし、PvE Co-opモードへのアクセス権が6か月の期間限定である点などから、コミュニティからの批判は冷めやらぬ状況となっていた。

そうしたなかでBattlestate Gamesは現地時間4月27日、Redditの本作コミュニティ上に追加で声明を投稿。PvEモードはEoD所有者向け全員に無料でアクセス可能にすると発表した。現状ではサーバーインフラ上の問題もあり、現時点でEoD所有者すべてにアクセス権を開放することは難しいとのこと。また現地時間4月28日には、追加の声明が投稿された。当初「本作の正式リリース」後とされていたEoD所有者へのPvEモードのアクセス権開放を、順次行っていくとの方針が示された。

そのほかの施策としては、EoDから「The Unheard Edition」へのアップグレード費用を50%割引の価格で提供するとともに、すべてのプレイヤー向けにPvEモードの早期アクセス権を別途購入可能にする方針も発表。またEoD所有者向けには、早期アクセス権を70%オフの価格で提供すると発表した。

EoDに「全DLCへのアクセス権」が含まれていることもあり、PvE Co-opモードの扱いを巡ってはユーザーコミュニティやストリーマーなどから批判が噴出していた。Battlestate Gamesはこうした反応は予想以上のものだったとし、改めてコミュニティへの謝意を表明。EoD所有者に向けた“補填”対応をしていく方針のようだ。一方で、今回の新たな声明でも引き続き「PvE Co-opモードはDLCではない」と強調。公式側の判断は変わらないとのこと。

『Escape from Tarkov』は、PC向けにクローズドベータとして提供中だ。