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DMM GAMESが12月3日より運営を開始したバトルロイヤル・シューター『CRSED(カースド)』。ロシアを拠点とするGaijin Entertainmentが開発する『Cuisine Royale(キュイジーヌロイヤル)』のリニューアルタイトルだ。長期の運営によって洗練されたシステムはそのままに、特徴的だったコミカルな演出や不思議な世界観を一新。シリアスでハードな路線へとリブランディングし、生まれ変わった。国内においてはPC/PS4に加えて、PS5でも基本無料でプレイ可能になっている。なお後述するが、2021年2月3日(水)~2021年3月2日(火)の間にゲームにログインしたユーザー向けに限定アイテムをプレゼントするキャンペーンも実施中だ。

本作は約40人規模の戦場で唯一の生き残りを目指す、バトルロイヤル形式で試合をおこなう。基本的なルールは後述するが、収集したアイテムを用いた他のプレイヤーとの戦闘や、時間経過による安全エリアの収縮といった他のバトルロイヤルゲームでも定着しているルールが採用されている。今までバトルロイヤルゲームを触ったことのないユーザーにとっても、その入口として適しているだろう。またリニューアルされて間もない本作では、多くの新規プレイヤーが戦場に赴いており、参入への敷居も高くない。そこで本稿では、これから始めるユーザー向けの基礎知識、ならびに勝利を目指すうえで抑えておくと良い応用知識について紹介していこう。

ヒーローとゲームモードを選択しよう


ゲームを初めて開始した際は、まずプレイキャラクターとなるヒーローを選択する。選択できるヒーローは全部で7名。ヒーローごとに外見はもちろんのこと、必殺技となる固有アビリティやレベルアップ時に入手できる報酬が異なる。無料トライアルで選択できるヒーローは2名。選択可能なヒーローは一定期間ごとに入れ替わるほか、ゲーム内報酬や課金システムを用いて永久に開放することも可能だ。はじめは、その外見やキャラ選択時に説明される固有アビリティの効果をもとに選ぶといいだろう。


ヒーローを決定した後、プレイするゲームモードを選ぼう。収録モードは試合をおこなうソロ・デュオ・分隊モードのほか、操作練習をおこなう練習モード、多彩なイベントが定期的に開催されるイベントモードが用意されている。

ソロ・デュオ・分隊モードでは、それぞれ自グループのプレイヤー数が異なる。分隊モードでは、最大5人編成で協力しながら生き残りを目指すこととなる。なおデュオ・分隊モードでは、フレンド同士であらかじめチームを編成できるほか、マッチング時に空きがある場合は自動的に他のプレイヤーとのチーム編成がなされる。

ヒーロー、ゲームモードを選択したら「開始」ボタンを押して試合を開始しよう。ちなみに、本作ではプレイするサーバーも選択できる。PC版はヨーロッパ・東ヨーロッパ・北アメリカ・東アジアの4種類。PS4版はヨーロッパ・北アメリカの2種類からチェック形式で選択可能だ。PS4版のデフォルト設定であるヨーロッパのみを選択している場合、プレイヤーが集まりにくい時間帯もある。しかしながら、一定時間内にプレイヤー数が集まらなかった場合はBOTが参戦する仕組みになっており、開始直後に試合が始まることもしばしば。長い時でも30秒ほどでマッチングがなされる。また選択するサーバーを増やせば、さらにマッチング速度の短縮を図ることができる。深夜帯などでも気軽にゲームが楽しめることも、本作の魅力のひとつといえるだろう。

ゲーム序盤の立ち回りについて


試合が開始されると、各プレイヤーの出現場所がランダムで選択されて戦場へと降り立つ。戦場となるフィールドは、緑豊かな田園地帯が広がるノルマンディ、砂漠地帯に遺跡が立ち並ぶメキシコ、針葉樹林や危険な間欠泉のあるシベリアの3種類。各プレイヤーはフィールド上へ散り散りに出現するため、ゲーム開始直後に倒されることはない。まずは焦らずにマップを開いて、自身の出現位置を確認しよう。

マップ上の2直線が重なる点が現在位置だ。本作では他のバトルロイヤルゲームと同様に、一定時間ごとに安全地帯となるゾーンが狭まり制限される。マップ上の白い円で囲まれたエリアが“制限後の安全地帯”。青い円で囲まれたエリアが収縮中の“現在の安全地帯”となる。安全地帯外は「闇のゾーン」となり、闇のゾーンにいるプレイヤーは徐々にダメージを受けて体力が減っていく。よって、現在地が白い円に囲まれていない場合は、安全な場所へとすみやかに移動しよう。近くに車やトラックなどの乗り物があった場合はぜひ利用したい。


次にすべきことは、物資の調達だ。マップを頼りにフィールド上にある建物や基地を探索していこう。建造物が多い場所ほど物資を集めやすいが、プレイヤーも密集しやすくなる。主要な物資は体力回復アイテムとなる食料、攻撃手段となる銃やグレネード、ダメージを軽減する防具類だ。プレイヤーが持てるアイテム数は限られるため、これらをバランスよく拾っていこう。

物資調達の際に注意したいのが、使用する銃の種類によって弾薬が異なる点だ。たとえば同じ種別であるライフルの中でも、ライフルごとに専用の弾薬が存在する。マシンガンやショットガンなども同様だ。したがって、拾える弾薬を考えなしに拾ってしまうと、すぐに所持できるアイテム数をオーバーしてしまうのだ。弾薬を拾う際は必要なものなのか、必ずチェックしておきたい。なお、拾えるアイテムのひとつとして所持アイテム数を増やすバッグがある。バッグは大型のものほど収納できるアイテム数が増えていく。戦場で見つけたらぜひとも回収しておこう。


探索中には冷蔵庫やスロットマシンを見かけることがある。冷蔵庫は物資クレート、いわゆる宝箱のようなもので、触れると消失するまでアイテムが沸いてくる。冷蔵庫には「レギュラー」「プレミアム」といったグレードがあり、高級な冷蔵庫ほど質の良いアイテムが詰まっている。一方のスロットマシンは、各地で集めたコインを用いて回すことができ、リールに揃った図柄に応じてさまざまなアイテムが排出される。これらはアイテムを大量にゲットするチャンスとなるのでチェックしておこう。ただし、回収中にも周囲の警戒は怠ることなく。


なお冷蔵庫については、プレイヤーが銃器のひとつであるフレアガンを安全地帯の上空に撃つことで、甲高い音とともにグレードの高い「軌道戦利品冷蔵庫」が降ってくる。落下地点には煙が立ち昇っており、それを目印に向かっていけば貴重なアイテムが入手できるわけだ。ただし、落下時には轟音が鳴り響く。おのずとプレイヤーが密集しやすい場所になり、回収するためのリスクが高いことも念頭に入れておこう。

ゲーム中盤は不利な戦闘は避けよう


安全地帯が狭まるゲーム中盤では、敵との接触機会も必然と増えてくる。引き続き物資の調達が重要課題となるが、敵の痕跡となる建物のドアの開閉状況や、銃声や足音などがした物音の方向には気を配りたい。敵発見の遅れが命取りになるからだ。スコープ付きの銃がある場合は、進行方向の安全確認に利用するといいだろう。見晴らしの良い高所に昇るのもひとつの手だ。


敵を発見した、あるいは発見された場合は、自身の状況に応じて戦闘態勢をとりたいところ。回復アイテムや弾薬は十分にあるのか。高所にいる、遮蔽物があるなどの敵よりも有利な位置にいるのか。発見した以外のプレイヤーが近くに潜んでいる可能性はないか。こちらが不利な状況に置かれている場合は無闇な戦闘を避けたいところだ。戦闘に関与することなく待ち続けるのもひとつの戦法といえる。しかしながら、こちらが有利な状況にある場合は戦闘を仕掛けるべきだろう。敵はこちらと同じように物資を回収し、厳選したアイテムを持っているからだ。

なお、発見された敵から逃げる際はできるだけジグザグに移動しよう。直線状に走るよりも動きが予測しにくくなり、逃げ切れる可能性が高まる。煙で視界を遮るスモークグレネードを投げておくのも効果的だ。


ちなみにデュオ・分隊モードでは、味方がダウンした場合にも回復できる。また完全に死亡してしまった場合は、死亡地点にあるチームメイトの心臓を拾おう。そしてマップ上に火のマークで示された各地の焚火に向かい、心臓を捧げるとチームメイトが復活するのだ。よって、自分が死んでしまった場合でも諦めないように。なお焚火では「空のヘックスバッグ」を用いて、周辺の敵を払いのけるなどの特殊効果を持つ投擲武器「ヘックスバッグ」も作成できる。グレネードを扱う感覚で活用していきたい。

終盤の激戦を勝ち抜くためには


敵が10人未満になった終盤は、一帯が激戦区となる。索敵は今まで以上に慎重におこないたい。安全地帯が極めて狭まった終盤における戦闘は近~中距離が中心となる。よって、遠距離向けの狙撃銃よりもアサルトライフルやサブマシンガン、ショットガンといった銃器が適している。それらの武器を中心に装備を整え、弾薬も確保しておこう。所持できる武器が限られる本作においては、試合の時間帯による武器の厳選も重要となる。

また、終盤になると装飾品(アクセサリー)も揃っていることだろう。装備している装飾品を考慮した立ち回りも非常に有効だ。装飾品には闇のゾーンのダメージを軽減する「闇の力から護るニンバス」や、少しずつ体力を回復する「再生の点滴バッグ」など、ユニークかつ有用な効果を持つ品々が取り揃えられている。装飾品は2つまで装備することができ、組み合わせによって戦闘を優位に進める立ち回りが可能になるのだ。


たとえば、ジャンプ力が大幅にアップする「セブンリーグブーツ」と高速ダッシュが可能になる「スピードのヘルメスニーパッド」を組み合わせれば、高速で縦横無尽に移動しながら戦うことができる。最大体力がアップする「オグンのタフなキューバ産葉巻」と「再生の点滴バッグ」の組み合わせでは、体力にものをいわせたゴリ押しプレイも可能だ。ただし、1試合中に拾える装飾品は限られるため、好みの組み合わせを実現するのは難しい。収集できた装飾品を考慮したうえで、臨機応変に有利な戦術を見出し、終盤の激戦を勝ち抜こう。

練習モードを活用しよう


敵との戦闘に勝利するためには、試合を重ねることがもっとも重要だ。加えて、本作に備えられた練習モードも活用してもらいたい。本作の武器には豊富な第二次世界大戦期の銃器が登場する。近距離戦に適したウィンチェスターM1912などのショットガンやトカレフをふくむ拳銃。近~中距離戦に対応できるM1A1トンプソンをはじめとするサブマシンガンやM4A1などのアサルトライフル。Kar98kといった遠距離向けの狙撃銃がある。これらの性能が異なる武器をより上手く扱うためには修練が必要だ。

練習モードでは練習場にて、試合で用いた武器を自由に使用することができる。その中でも、さまざまな銃器に共通する基本操作や射撃方法は覚えておきたい。本作は一人称・三人称視点がワンボタンで切替え可能。三人称視点の場合もスコープを覗くことで一人称視点へと切り替わる。操作しやすい視点で戦うのもよし。状況に応じて視点を切り替えるのもよし。自由に選択しよう。

銃を発砲した場合、反動で銃口が上がって照準が上方にずれていく現象をリコイルという。そのまま連射すると敵から照準が徐々にそれて当たりにくくなるため、リコイルに合わせてカメラを下方にずらし、照準をコントロールしよう。これをリコイル制御という。リコイル制御は武器ごとに勝手が違うため、練習場や戦場である程度練習しておくと勝率の伸びに繋がるだろう。なお、スコープを覗いている場合は弾が集弾してダメージが稼ぎやすくなるので頭に入れておこう。


また銃の発砲時に移動している場合も、自身の移動速度分だけ弾道がぶれる。近距離戦においては敵の動きが大きくなり、スコープを覗きながら当てることは難しい。弾はバラついてしまうが、スコープを覗かずに発砲する腰だめ撃ちも有効だ。

なお中・遠距離の敵をスコープ越しに狙う場合、移動中の敵にそのまま射撃しても弾は当たらない。敵までの距離を考慮し、移動方向を予測して照準を定めよう。これを偏差撃ちというが、習得するにはそれなりの経験が必要となる。まずは練習場である程度の距離間隔を覚え、実践を重ねて感覚を掴んでほしい。

アビリティや儀式・罠の活用で生存率が高まる

さいごに、戦術の幅を広げる独自システムも理解しておこう。出撃前のメニューでは、キャラクターにセットする「儀式」「罠」「スクロール」「アビリティ」などをカスタマイズできる。


儀式は、試合中に貯めた魂を使用して強力な特殊効果を発動するものだ。その効果はすべてのプレイヤーに及ぶため、場合によっては試合展開を一気に覆す。たとえば「ゴーストジェットパックの儀式」を使用すると、全プレイヤーが無限燃料を搭載したゴーストジェットパックを入手。縦横無尽に高所へ昇ることが可能になる。激戦区からの緊急離脱や安全地帯への素早い移動手段など、幅広い用途のある儀式だ。

そのほかにも、日食を起こして戦場全体を真っ暗闇にする「日食の儀式」や、辺り一面の水位が上がって洪水になる「グローバル洪水の儀式」、トイレに入るとテレポートする「ブラウンノートの儀式」といったユニークなものがずらり。リロード速度が“超速”になる「ファストリロードの儀式」、武器の反動を約2倍にする「ステディハンドの儀式」など、戦闘の秘策となりうるものも存在する。ただし試合への影響が大きい儀式を発動するためには、多くの魂が必要となる。

儀式をおこなうために必要な魂は、敵をキルする、敵や味方の死亡地点に建てられる墓を壊す、銅像などのマップに存在する特殊な建造物を破壊することで貯まっていく。よって、連続で発動することは難しく、ここぞという時の切り札として発動することになるだろう。


続いて罠は、設置地点にプレイヤーが近づくと効果が発動するものだ。罠にはさまざまな用途が存在する。プレイヤーが近づくとゾンビを1体発生させる「レイジング・ア・ゾンビ」、3秒後にフラググレネードを起爆する「フラググレネード」といった罠は、敵の動きを推測して攻撃・妨害を図るものだ。罠を踏んだプレイヤーを跳ね飛ばす「ジャンプパッド」は妨害用途としても使用できるが、自身で踏んで高所に昇るといった用途にも使える。敵の攻撃から守るシールドを作り出す「強化シールド」のようなバフ効果として使用するものも存在する。罠については必要とする魂が儀式よりも少なく、発動機会は多い。さまざまな罠を試して、独自の戦術を編み出してほしい。

なおスクロールは、魂を消費せずに一部の儀式や罠が発動できる消費アイテムだ。強力なアイテムだが、入手機会は経験値によるレベルアップ時や、試合中に指定条件のクリアを目指すチャレンジ報酬などと限られている。使いどころは厳選しておきたい。


アビリティには、ヒーロー固有のアビリティと共通アビリティが用意されている。固有アビリティは、冒頭でも述べたようにキャラクター特有の必殺技に置き換わるもの。発動には一定量の魂を必要とする。たとえばヒーローのクライドは、一時的にビーストとなることで地面を這いつくばって移動するようになり、スピードと跳躍力が格段に上がる。そして武器を使用せずに己の筋肉で戦うことになるアビリティだ。またバレンタインのアビリティは、18秒間の間「フリッカーステップモード」となり、俊敏なダッシュ移動が可能となる。敵の弾丸を避けつつ、間合いを一気につめることができるだろう。一方の共通アビリティは、走るスピードを上げたり体力を回復させたりするものがあり、クールタイムごとに魂を消費せず使用できる。惜しまず頻繁に活用していきたい。

これらの儀式・罠・共通アビリティは、各ヒーローのレベルアップ時やチャレンジ報酬で開放されていく。それぞれはヒーロー間で共有できるため、さまざまなヒーローで戦場に向かい、カスタマイズの選択肢を増やしていくといいだろう。


以上のように、バトルロイヤル・シューターとして堅実なゲームシステムに、さまざまな独自要素が盛り込まれた『CRSED』。本稿で紹介した内容をもとに、戦場で生き残る術を磨いてほしい。

限定アイテムプレゼントキャンペーンや半額セール実施中

現在『CRSED』では、期間中ログインしたすべてのプレイヤーにデコレーションアイテム「日本限定Tシャツ」をプレゼントするキャンペーンが実施中だ。


【キャンペーン詳細】
開催期間:
2021年2月3日(水)~2021年3月2日(火)
アイテム獲得方法:
上記期間中に『CRSED』にログインし、「ゲームTOP」→「カスタマイズ」→「服」と進むことで獲得できる。

さらに、ヒーローアンロックとデコレーションアイテムがセットになったパックが半額で購入できるセールも実施中。

【半額セール詳細】
※半額セールはPlayStation®4 / PlayStation®5のみとなる

開催期間:2021年2月3日(水)~2021年2月17日(水)
対象商品:
▼God of Thunder pack:2,200円 → 1,100円
・「エリック”トーデン”ソーソン」ヒーローアンロック
・バイキングバーサーカースーツ
・バーサーカーのハンマー
・700 ゴールデンクラウン


▼Biker Queen pack:2,200円 → 1,100円
・「バレンタイン “バイパー”チェイス」ヒーローアンロック
・バイカークイーンスーツ
・黒い眼鏡
・700 ゴールデンクラウン


大型アップデートも近日登場予定とのことなので、本稿で少しでも興味を持たれた未プレイの方も、この機会に無料でプレイできる本作の戦場へと気軽に参戦してみてはいかがだろうか。

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