『GUILTY GEAR -STRIVE-』エルフェルトのモーションが豊かすぎると話題に。全キャラへの個別の掛け合いも完備

 

アークシステムワークスから発売されている2D対戦格闘ゲーム『GUILTY GEAR -STRIVE-』。12月8日のアップデートにて本作に追加されたプレイアブルキャラクター「エルフェルト=ヴァレンタイン」のモーションが豊かであると話題になっているようだ。


エルフェルトは過去作『GUILTY GEAR Xrd』(以下、Xrd)より登場しているキャラクターだ。本作『GUILTY GEAR -STRIVE-』には11体目のDLCキャラクターとして12月8日に参戦した。過去作に登場している「ラムレザル=ヴァレンタイン」とは姉妹の関係だが、無表情がちであるラムレザルとは異なり非常に感情が豊か。自然や動物を愛し、誰かが孤独でいることを見過ごせない性格でもある。

エルフェルトは『Xrd -REVELATOR-』における事件の黒幕であり生みの親の「慈悲なき啓示」との決戦後にイリュリア城で仕官することになる。本作では城を飛び出し、みんなを笑顔にするためにマイクを握り、バンド「スペオトス・ベナティカス」を結成し活動している。そんな彼女のモーションが豊かだとして、国内外問わずSNSなどで話題になっているようだ。


たとえば足払いでは銃を支えに足を振り回す。足を大振りに一回転した後、お尻から着地し、痛がって飛びあがるモーションとなっている。その際には目を丸にしたり、くの字にしたりと動きだけでなく表情の変化も豊かだ。ほかにもしゃがみ状態でしばらく待機すると、エルフェルトが居眠りを始める。眠っているモーション中でも動き出せるが、思わずそのまま眺めていたくなるコミカルさである。


また本作には敬意/挑発というシステムがある。攻撃判定は存在せず、相手キャラクターに向かって挑発や掛け合いをおこなう動作だ。エルフェルトの挑発/敬意は対戦相手のキャラがバンドの客になったときの妄想を語ったり、バンドのファンクラブ会員の勧誘チラシや婚姻届と思しき書類を片手に、相手へにじり寄ったりする。そうした掛け合いで全キャラごとに固有のセリフが存在するのだ。

こうしたエルフェルトの各種モーションやセリフなどには、ユーザーから多くの反応が寄せられている。動きがコミカルで見ていて面白いという意見や、各キャラとの掛け合いが聞いていて楽しいという声が多い。X上では画像や動画で各種モーションや掛け合いを切り抜いたシーンが投稿されており、エルフェルトの動きの作りこみが評価されているかたちだ。


今回試合中ではなかなかゆっくりと見る機会のないエルフェルトの、バリエーション豊かなモーションやセリフが注目を集めた。本作ではエルフェルトのみに限らず、さまざまなキャラのモーションや掛け合いが存在しており、それらを眺めるのも楽しみ方のひとつかもしれない。気になった方は、トレーニングモードなどでじっくりと確認してみるといいだろう。

GUILTY GEAR -STRIVE-』は、PC(Steam/Microsoft Store)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに販売中で、Xbox/PC Game Pass向けにも提供されている。また「エルフェルト=ヴァレンタイン」もシーズン3第2弾のDLCキャラクターとして現在発売中。単体での購入は税込880円となっている。