借金まみれスーパー経営シム『Market Simulator』発表。レジ打ちから在庫発注までこなし、マフィアに返済

 

デベロッパーのNokta Gamesは10月28日、『Market Simulator』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。


『Market Simulator』は経営シミュレーションゲームだ。プレイヤーはスーパーマーケットの経営者となり、一人であらゆる運営業務をおこなうことになる。レジ打ちや商品補充だけでなく、内装のデザインや在庫発注までこなすのだ。なおプレイヤーはスーパーを開業する際にマフィアから融資を受けている。このため、夜にはマフィアが借金の取り立てに来るようだ。この返済に失敗するとプレイヤーの店舗が閉業する可能性もあるとのこと。借金を意識しつつ、上手く店を運営していく必要があるだろう。

本作のゲームプレイでは、一人称視点でキャラを操作して店舗運営業務をこなしていく。スーパーで販売する商品はゲーム内のデバイスから発注可能。食品や飲料など、自由に個数を選択し購入することで店舗まで配送される仕組みだ。商品が届けば段ボールから取り出し、棚へと陳列していこう。また商品の価格は自由に設定することができる。このとき1個当たりの仕入れ原価が共に表示されるので、参考にしながら適正価格を決めよう。なお本作では、仕入れる商品の価格は変動するという。なるべく安い時に仕入れて、適切な利益率を維持することがプレイヤーには求められそうだ。


スーパーの営業中、プレイヤーは顧客の対応業務もおこなわなければならない。レジ業務では実際に商品のバーコードを読みとり、現金やクレジットカードでの支払い処理をおこなう必要があるようだ。勤務時間は朝から夕方までで、これが本作のゲームサイクルとして展開していく。タスクを管理して効率的な行動ができるようにしていこう。

また店舗のデザインなど、内装は自由に変更することができる。商品棚などの効率的な配置をおこなうことも重要となりそうだ。ゲームが進み投資をおこなうことで、店舗の拡大や内装のアップグレードなども可能となるとのこと。店が大きくなれば、ゲームプレイもより忙しないものとなるかもしれない。

本作を手がけるのは、トルコに拠点を置くNokta Games。過去にはおもちゃ同士が戦うアクションRPG『Toy Of War』をAndroid向けにリリースしていた。本作『Market Simulator』は同スタジオの2作目として発表されたかたちとなる。

『Market Simulator』は、PC(Steam)向けに発売予定だ。