スペースオペラメトロイドヴァニア『Altered Alma』発表。近未来都市ネオ・バルセロナでの戦いと恋愛

 

スペインのインディーゲームスタジオ2Awesome Studioは6月12日、『Altered Alma』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語字幕に対応予定。発表にあわせて、Steamのストアページが公開されている。

『Altered Alma』は、恋愛シミュレーションやRPG、サイバーパンク要素も存在するというスペースオペラメトロイドヴァニアである。本作の舞台は、近未来都市ネオ・バルセロナ。現実のスペイン・バルセロナをモデルにデザインされた、巨大トカゲのギャングやサイボーグの軍隊などが闊歩する街だ。本作の主人公ジャクリーンは、ネオ・バルセロナを訪れた若者である。彼女は、街での評判を高めるために危険なミッションを請け負う。そして仕事を進める中で、難しい選択を迫られていく。近未来都市バルセロナでのストーリーが描かれるのだろう。


ジャクリーンのやってきたネオ・バルセロナには、巨大トカゲのギャングやサイボーグの軍隊、凶悪犯といった危険な相手が潜んでいるようだ。本作で彼女は、時にそうした敵と渡り合いながら、都市を巡っていく。ストアページ上の動画などを見る限りでは、本作のアクションとしては壁キックやスライディング、ダッシュなどが確認できる。さらにナイフを投擲すると投擲すると、着弾点への転移が可能であるようだ。本作ではそうしたアクション使って、ネオ・バルセロナで生き抜いていくのだろう。

また本作ではアーマーや武器の購入によって、ジャクリーンを強化できるという。カスタマイズ要素としては、本作では拠点である宇宙船カステファのカスタマイズも可能。乗組員の採用が採用できるほか、プレイヤーの選択によって主人公のアビリティやプレイスタイルが変化するという。そのほか本作では、ジャクリーンの前にネオ・バルセロナに住む個性的なキャラクターが登場する。新しい仲間を迎え入れ、絆を育むうちに愛が芽生えることもあるそうだ。メトロイドヴァニアをベースに、恋愛要素やキャラクターのカスタマイズも用意されているのだろう。


本作を開発しているのは、スペイン・バルセロナのインディーゲームスタジオ2Awesome Studioだ。過去作としては、『Aeon Drive』『Dimension Drive』などをリリース。2021年発売のアクションゲーム『Aeon Drive』では、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー61件中75%の好評を得てステータス「やや好評」を獲得している。

Steamのストアページによると、本作においては、脚本に『バイオハザード:ヴィレッジ』などに携わったというAnthony Johnston氏と、「Doctor Who: The Lost Dimension」などに携わってきたEmma Beeby氏が関わっているという。ネオ・バルセロナを舞台とした物語にも期待したい。

『Altered Alma』は、PC(Steam)向けにリリース予定だ。


なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。