超能力TPS続編『Control 2』が正式に開発スタート。PC/PS5/Xbox Series X|S向けに発売へ

Remedy Entertainmentは11月11日、『Control 2』を共同開発および共同販売することで、パブリッシャーの505 Gamesと合意したと発表した。本作はPC/PS5/Xbox Series X|S向けに開発へ。

デベロッパーのRemedy Entertainmentは11月11日、『Control 2』を共同開発および共同販売することで、パブリッシャーの505 Gamesと合意したと発表した。本作はPC/PS5/Xbox Series X|S向けに開発され、発売時期は未定。

『Control 2』は、2019年に発売されたアクション・アドベンチャーゲーム『Control』の続編だ。これまで「Codename Heron」というコードネームで呼ばれていた作品が、正式にシリーズの新作になることとなった。現時点では、まだコンセプト制作段階とのことで、ゲーム内容などの詳細は不明。「Heron」として発表された当時には、『Control』の世界観を拡張させる作品になると案内されていた。また今回の発表では、前作よりも多くの予算をかけた本格的な続編になるとされている。開発には、前作と同じく独自エンジンNorthlightが使用される。

ちなみに前作『Control』は、政府の機密機関である連邦操作局の本部オールデスト・ハウスを舞台に、主人公ジェシー・フェイデンが異世界の脅威ヒスに立ち向かう作品だった。超自然的な現象をテーマにしており、超能力で周囲のオブジェクトを操ったり、変形する武器にて戦うゲームプレイ、そして謎めいた物語が特徴。同作は好評を博し数多くの賞を受賞。今回の発表のなかで、300万本以上の売上を達成していることが明らかにされている。

『Control 2』の開発における初期予算としては、5000万ユーロ(約72億円)が計上されている。開発やマーケティングなどにかかる費用、および本作から得られる収益については、Remedy Entertainmentと505 Gamesが折半。作品の権利についてはRemedy Entertainmentが保有するとのこと。

なおRemedy Entertainmentと505 Gamesは、『Control』の世界観を用いたスピンオフ作品「Condor(コードネーム)」の開発・販売についてもすでに合意している(関連記事)。同作は4人協力PvEゲームになるそうで、こちらも現在コンセプト制作段階だそうだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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