サバイバルホラー『アローン・イン・ザ・ダーク』10月25日発売へ。本日より無料体験版前日譚『Alone in the Dark Prologue』配信開始

 

THQ Nordicは5月26日、サバイバルホラーゲーム『Alone in the Dark(アローン・イン・ザ・ダーク)』の最新情報を届ける番組「Alone in the Dark Spotlight」を放送。このなかで、本作を10月25日に発売すると発表した。また、本作のプレイアブルティザー『Alone in the Dark Prologue』を本日より無料配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S。

『Alone in the Dark』は、1992年に発売された同名のサバイバルホラーゲームのリメイク版だ。開発はTHQ Nordic傘下のPieces Interactiveが担当し、『SOMA』や『Amnesia』を手がけたカルトホラーライターMikael Hedberg氏がシナリオを担当。オリジナル版に加え、シリーズ2〜3作目のストーリー要素も組み込まれるという。

本作の舞台となるのは、1920年代のアメリカ南部の土地に佇む精神病棟のデルセト屋敷。この屋敷で、本作の主人公のひとりエミリー・ハートウッドの叔父が謎の失踪を遂げたことで、彼女は私立探偵のエドワード・カーンビーと共に調査に向かう。本作では、この2人のいずれかを選択してプレイし、選んだキャラクターによって会話の内容などが変化する。

デルセト屋敷は、現実と謎、そして狂気が交差する場所だという。調査を進めるなかでは、奇妙な住民たちに出会ったり、悪夢のような領域に立ち入ったり、異形のモンスターに遭遇したりし、パズル要素に挑戦したり戦闘に発展したりすることも。モンスターに対しては銃で立ち向かうこととなるが、リソースは有限。一般人である主人公には特殊能力などはなく、逃げることも常に選択肢に入れておく必要があるとのこと。


そして今回発表・配信開始された『Alone in the Dark Prologue』は、本作の体験版にあたる作品だ。もっとも、本作の一部を切り出した内容ではなく、前日譚にあたる物語が収録。かつて『Alone in the Dark 2』向けに用意されたプレイアブルティザー『Jack in the Dark』の存在を参考に、本編のネタバレを避けながらゲームプレイの一端を体験できるよう制作されたそうだ(関連記事)。

同体験版では、グレイス・サンダースという名の11歳の少女が主人公となる。デルセト屋敷の住人であり、どこか様子のおかしいジェレミー・ハートウッドは、姪のエミリー・ハートウッドに手紙を渡すことをグレイスに依頼。そして彼女は、沼底から這い出てきた「なにか」が待ち受けるデルセト屋敷の翼棟で、短くも恐ろしい体験をすることになるという。そして最後までたどり着いたら、特別なサプライズが待っているとのこと。

『Alone in the Dark(アローン・イン・ザ・ダーク)』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに10月25日発売予定。そしてプレイアブルティザー『Alone in the Dark Prologue』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに無料配信中だ。

【UPDATE 2023/5/26 16:40】
なお、PS5/Xbox Series X|S版は本日より予約受付が開始されている。価格は、PS5版がパッケージ版・ダウンロード版共に7590円(PS Plus会員はDL版が10%オフの6831円)、Xbox Series X|S版はダウンロード版のみとなり7600円(予約価格は10%オフの6840円)。PS5向けパッケージ版については、Amazonゲオオンラインストアヨドバシ.comビックカメラ.comアキバ☆ソフマップNeowingなどで予約可能。他店舗でも、順次予約受付が開始されるとのこと。