『Apex Legends』新イベント「古の理」発表、4月8日より開催へ。マップ内に怪物が出現、そしてキングスキャニオンとデュオが常設化

 

Respawn Entertainmentは4月3日、『Apex Legends』にて新イベント「古の理」を開催することを発表した。イベント開始期間は、日本時間の4月8日から4月22日まで。マップ改変をはじめ、限定アイテムの追加などが実施される。また同時に、デュオモードおよびキングスキャニオンが常設化。後者は、ワールズエッジとのローテーションがいつでも可能となる。

今回発表された「古の理」は、ブラッドハウンドをフォーカスしたイベント。発表とともに公開された映像では、同レジェンドが幼き頃のストーリーを見ることができる。古代スカンジナビアの地に住まう若きブラッドハウンドは、通過儀礼を目の前にしていた。叔父のアルトゥルから与えられた試練は、怪物「プラウラー」を狩ること。そしてブラッドハウンドは、試練の途中にエネルギーマシンを発見。無事プラウラーの討伐に成功する。

試練を達成し、供物を捧げるとともに先祖への忠誠を誓うブラッドハウンド。しかし斧を使わずして戦ったことは、古来より伝わる掟を破ることを意味していた。そして一族のルールと自らの信念のあいだで葛藤する矢先、アルトゥルがプラウラーとの戦いで命を落としてしまう。アルトゥルからの最後の加護として斧を受け取ったブラッドハウンドは、プラウラーへの復讐心を胸に“レジェンド”へとその姿を変えていった。

こうしたストーリーから「古の理」では、大量発生したプラウラー(怪物)がマップ内に出現。プラウラーと言えば『Apex Legends』においては同名の武器が存在するが、今回は『タイタンフォール』シリーズにも登場した、クリーチャーとしてのプラウラーが出現するようだ。プレイヤーは、戦いの最中に「ブラッドハウンドの試練」に挑戦できるという。いわゆるPvPvEの形式となるようで、プラウラーを倒すと特別な報酬を獲得可能。一方で、敵プレイヤーの存在にも注意を向けなければならない。プラウラーの討伐を巡った、熾烈な争いが繰り広げられそうだ。

また新イベントの開催に併せて、複数の限定アイテムも追加。アイテムの入手手段としては、過去に実施された「大晩餐会アーケード」での報酬トラックシステムが再び用意される。
デイリーチャレンジをこなした際のポイントを使用し、順次スキンや武器チャームなどをアンロックしていく形だ。くわえて、限定アイテムを直接購入できるショップも登場。ラインナップには、「古の理」をテーマとした武器・レジェンド向けスキンが並ぶ。なおこれらのアイテムは、一定期間ごとに入れ替わる形だ。

さらに今回のイベントでは、過去に開催された「レジェンダリーハント」仕様のスキンが復活。全8種の特別スキンが期間限定で購入可能となる。またバトルパス所有者のみ入手できた、レイスおよびR-301向けスキン2種の色違い版もショップに並ぶようだ。いずれのアイテムもかなりレアな部類に入るため、気になる方はこの機会に入手しておこう。

ブラッドハウンドのバックグラウンドにフォーカスされた新イベント「古の理」。こうしたサイドストーリー系のイベントとしては過去に、レイスやミラージュ向けの催しが開催されていた。レジェンドのキャラクター性を深く掘り下げるイベントとして、「古の理」においてはブラッドハウンドの新たな一面を垣間見ることができそうだ。またクリーチャー型NPCがマップ内に出現するということで、新たなゲームプレイも楽しめることだろう。

なお冒頭にも述べたとおり、「古の理」の開催に伴い、キングスキャニオンおよびデュオモードが常設化される。同イベントの開催期間は、日本時間の4月8日から4月22日まで。