サイバーパンクRTS『Re-Legion』は今週発売へ。カルト教団を率いて、「非信仰者」を都市から消し去れ

 

インディースタジオIce Code Gamesは1月26日、『Re-Legion』を1月31日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は19.99ドル。パブリッシャーを務めるのは、1C Entertainmentだ。

『Re-Legion』は、サイバーパンク世界を舞台としたRTSだ。時は西暦2184年。近未来の世界は、技術は進化しながらも人々の生活は停滞している。荒廃した現状に市民は絶望しており、未来はもはやなくなってしまった。そうした世界に、カルト教団は誕生する。プレイヤーとなるのは、カルト教団を率いる預言者だ。信者たちを率いながら、社会を覆うみじめさや、しがみつきを一掃するのだ。

本作における主要なリソースは、信者である。信者を戦わせることになるが、その信者にも数に限りがある。世界に居住する何の信仰も持たない市民を信者へと“洗脳”させることが本作の重要な要素になるわけだ。信者たちをサイバーコインで強化していったり。祈祷をさせることで信仰を高め特殊能力を使えるようにしたり。サイバーパンクらしく建物や電子看板をハッキングすることで、地域をより支配的にしたり。敵や市民など、カルト教団に入団しない人々を抹殺していくのだ。

教団を運用するには、彼らにとっての“答え”を用意しなければならない。人々の気力と、魂が安らげるようにケアしなければならないのだ。お酒やドラッグで埋めていた心の隙間を、教示によって満たしていく。うまく既存の信者を管理することも大事になるだろう。またカルト教団の方向性は、プレイヤー自身がコントロール可能。平和的な教義にしてもいいし、過激にしてもいい。教祖であるプレイヤーの道徳的選択によって、物語は変化していくという。いずれにせよ方向性と目標を決めて運用していこう。信者を増やし社会を増やしていけば、巨大な教団になっていくだろう。

3年以上の時間をかけて開発されている『Re-Legion』。サイバーパンクとカルト教団というふたつの要素が絡み合うRTSは、1月31日についに発売される。