レノボが携帯型ゲーミングPC「Lenovo Legion Go」を発表。取り外し可能な多機能コントローラーを搭載

 

Lenovoは9月1日、携帯型ゲーミングPC「Lenovo Legion Go」を発表した。欧州などEMEA地域では11月発売予定で、価格は799ユーロ(約12万6000円・付加価値税含む)から。日本での展開については現時点では未定だ。


Legion Goは、8.8インチ(2560 x 1600)液晶ディスプレイを搭載する携帯型ゲーミングPCだ。OSはWindows 11 Home。プロセッサには「ASUS ROG Ally」と同じAMD Ryzen Z1 Extremeが採用され、RAMは16GB。ストレージは256GB/512GB/1TBの3種類があり、先述した799ユーロという価格は256GBモデルのもののようだ。バッテリー容量は49.2Whとなる。

先述したROG AllyやSteam Deckなど同種の製品が存在するなか、Legion Goは左右のコントローラー部分がNintendo Switchのように取り外せる点が特徴のひとつ。本体背面にはキックスタンドが用意されており、まさにNintendo SwitchのテーブルモードのようにしてPCゲームをプレイできる。Legion Goでのコントローラーを取り外してプレイするスタイルは「FPSモード」と呼ばれており、両手で握ってプレイするほか、右側コントローラー下部に搭載された光学センサー(optical eye)によって、マウスのように操作することも可能とのこと。ジャイロセンサーも搭載される。



コントローラーには基本的な操作系統のほか、右側のコントローラーにはSteam Deckのようなタッチパッドが搭載。背面や側面には、アサイン可能な追加ボタンも多数用意されている。また、右側のコントローラーのトリガー脇に、マウスホイールが配置されていることが特徴的だ。このほか詳細なスペックは公式サイトを確認してほしい。

「Lenovo Legion Go」は、EMEA地域では11月発売予定。日本での展開については現時点では未定である。続報に期待したい。