メタル愛溢れるリズムSTG『Double Kick Heroes』Nintendo Switch版が発表。日本語に対応し、国内でも発売予定


フランスのインディースタジオHeadbang Clubは1月23日、リズムシューティングゲーム『Double Kick Heroes』のNintendo Switch版を発表した。販売元のPlug In Digitalに確認したところ、発売時期はまだ確定していないが、日本でもリリースすべく取り組んでいるとのこと。なお海外向けには、今年の夏に発売すると案内されている。

本作は、荒廃した終末世界を愛車ガンデラックにて疾走し、後ろから迫り来る敵を撃つ横スクロール・シューティングゲームと、メタル音楽をベースとしたリズムゲームを融合させた作品だ。ガンデラックの後部には2丁の銃が装備されており、車上ではメタルバンド「ダブルキックヒーローズ」が激しく演奏。そして画面下では、リズムゲームのノートが流れてくる。

バスドラムのノートをヒットすると、ガンデラックの荷台に陣取ったドラマーもバスドラムをキックし、同時に銃が後方に向けて発砲される。後方からはゾンビやモンスターなどが大量に走ってくるため、きっちりノートを捉えて銃弾を撃ち込んでいくのだ。メタルらしく、ツーバスの激しいキックが連発するため、もっと撃ちたいのに曲がそうさせてくれないなんて心配はいらない。ノートにはほかにスネアやシンバルもあり、難易度設定と結びついている(関連記事)。

ストーリーモードには全30ステージを収録し、中には巨大なボスと戦うステージもある。クリアしたステージは、アーケードモードにていつでもハイスコアへの挑戦が可能だ。そして本作の肝とも言える楽曲には、GojiraやRon Thal、VolkorX、Ultra Vomitなどが提供するメタル音楽が30曲以上収録され、今後さらなる参加アーティストを発表するとのこと。

なお、本作は現在Steamにて早期アクセス販売がおこなわれており、こちらでは手持ちの音源を取り込み、ノートを打ち込んでオリジナルのステージを制作できるエディタモードが存在するが、Nintendo Switch向けの発表ではこのモードについての言及がなく、どうやら削除されるようだ。一方で、Nintendo Switch版ではJoy-Conのモーションセンサーを利用し、エアドラムにてプレイできるとのこと。本作ではかなり激しい演奏が要求されるため、どのようなゲームプレイとなるのか気になるところである。