動画: iPad向け『Surgeon Simulator』シリーズティーザートレイラー、新要素は「歯科医」

 

外科手術らしきなにかをテーマとした『Surgeon Simulator 2013』で一躍名を馳せた Bossa Studios がティーザー動画を公開しました。タイトルは”Surgeon Simulator – Shh, I Dentist Now…“。新モードなのか新作自体が特化するのかは不明ですが、プレイヤーが邪悪な歯医者さん(dentist)になれることは確かでしょう。

 

トレイラー末尾に「iPad 向けに近日中」とあるため、ひとまずは iOS 向けタイトルとして発売されるとみてよさそうです。ただし、そもそも『Surgeon Simulator 2013』は2013年度の Global Game Jam にて Unity で開発されたもの。 新作も同様の開発環境を採用していると推測できるため、プラットフォーム横断的な製作、つまり Android タブレット端末版のリリースの可能性に期待してもよいかもしれません。また、根拠としてはやや薄弱なものの、動画にちらりと映る開発用 PC が Windows であることも見逃せません(適当なキータイプの様子から、単に動画を流しているだけの可能性もありますが)。

オペと聞くと黙っていられないけれど『Surgeon Simulator 2013』は知らないという方向けに念のため説明しておくと、同作品には外科医をシミュレートする気はさらさらありません。切開して内臓等をもてあそぶ、 いわゆる「バカゲー」のたぐいです。手術ゲーといえば、誰得シムでおなじみ Excalibur Publishing の『Surgery Simulator』や古くは『Life & Death』などシリアスなもの、家庭用向けにはファンタジックな『カドゥケウス』シリーズあたりがありますが、それらとは一線を画しています。たとえば、内臓を手づかみで摘出し砕いた骨片をその辺に放り投げるなど。グロ耐性があり、かつ興味がわいた方は公式トレイラーか各種動画投稿サイトあたりをまずはご参照ください。

痛みと恐怖の象徴として認識されることもある歯科医にスポットライトをあてた本作。動画内ではあまり見慣れない器具でいきなりクライアントをぶん 殴って顎関節と歯列がおかしなことなっています。しかしまだまだ序の口に違いありません。麻酔なしの抜歯、舌へのドリル、あってはならない歯列矯正、奥歯への起爆装置のインプラントあたりは期待してよいでしょう。自身の体にメスを入れられた経験のある人はゲーマーの年齢層からすると少数派かと思われますが、歯医者となれば話は別。みんなの(悪)夢が広がります。

(via Joystiq)