『シャドウバース ワールズビヨンド』新カードパックからレジェンドレア「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」独占公開。ビショップらしくない“攻撃的カード”でフォロワー躍動

本稿では、『シャドウバース ワールズビヨンド』の新カードパック「Chronicle of Destiny / クロニクル・オブ・デスティニー」にて登場する新レジェンドカード、「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」を独占紹介する。

Googleでお気に入り登録

2026年6月29日にリリース予定の『Shadowverse: Worlds Beyond(シャドウバース ワールズビヨンド)』の新カードパック「Chronicle of Destiny / クロニクル・オブ・デスティニー」のカードを、弊誌独占で先行公開。

今回はビショップの新レジェンドカードを紹介する。

結論からいうと、かなりの“問題児カード”を紹介することになってしまった。とはいえカードのパワーは申し分ないと感じた。記事の後半では、先行体験会でのプレイフィールを載せているので、合わせて楽しんでほしい。

まず事前の情報展開で“困った”

「Chronicle of Destiny / クロニクル・オブ・デスティニー」はShadowverse: Worlds Beyondの新カードパック。パックには新カード78枚が収録され、新たな「エクスチェンジチケット」2枚が追加される。

また、7月末メンテナンスまでの期間限定で、水着キャラの「エクスチェンジチケット」が2枚追加。さらにカードパックポイントを消費して獲得できる、特別なアニメーションの「フルアートカード」が3枚追加される。

では早速、弊誌に与えられた新レジェンドカードを紹介しよう。

正直なところ、先行プレイ会の前、提示されたカードの内容を見た瞬間、筆者は困惑した。

言葉を選ばずいうと「ビショップらしくない攻撃的なカード」だと思った。

飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル
コスト7 / 攻撃4 / 体力4

【ファンファーレ】自分のデッキのコスト2以下のフォロワーからランダム1枚を自分の場に出す。それは超進化する。

【超進化時】自分は『クレスト:飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル』を持つ。

クレスト:飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル
自分の超進化後のフォロワーがフォロワーを攻撃するとき、ターン終了まで、それは「1ターンに2回攻撃できる。」を持つ。

まず注目すべきは、「コスト2以下のフォロワーからランダム1枚を自分の場に出す」の効果だろう。

この効果をみたとき、大体のシャドバプレイヤーは「ビショップに採用されている、2コスト以下のフォロワーには何がいただろうか?」と考える。

たとえば、アミュレットビショップにおける「魔杖の外科医・ティコ」があげられるぐらいだろうか。

……そして、他には思いつかない。

なので現在、ローテーション環境で活躍するビショップクラスのデッキタイプ「クレストビショップ」「アミュレットビショップ」「進化ビショップ」のリストをチェックしてみることにした。

クレストビショップ
アミュレットビショップ
進化ビショップ

ご覧のとおり、いずれのリストにも2コスト以下のフォロワーの姿がない。

つまり、「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」の強さを語るためには「2コスト以下のフォロワー」の発掘を同時に行う必要がある。

また「超進化」時のクレスト付与についても、運用の難しさを感じた。クレストの効果が攻撃に関するものなので、現状のクレストビショップのコンセプトとやや噛み合わせが悪い。

マーウィンと組み合わせられるわけでもなさそうだ

この時点で、筆者はかなりの焦りを感じていた。

何故なら、このカード情報を受け取った数日後、Cygames本社で「先行プレイ会」が予定されており、その内容をもとにレビュー記事を書くことになっているからである。

なので事前に少しでもカードの用途をイメージしておきたかったのだが、(「先行プレイ会」の前段階では)筆者としては「このカードをどう使うんだ」と思わざるを得なかった。

勿論、新弾では「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」以外のカードも追加されるので、このカードと相性のよい「コスト2以下のフォロワー」が登場することもありえる。

ただ、それは希望的観測である。

少しでも、いまのカード情報だけで、「先行プレイ会」の構想を練っておきたいところである。何か手掛かりは無いだろうか。

コスト2以下のビショップクラスのフォロワー

「コスト2以下のフォロワーからランダム1枚」

この効果をみた多くのカードゲーマーは、デッキ内の「コスト2以下のフォロワー」を1種類にすることで、何かしらの「悪用」を検討するだろう。

なので、とりあえず当該の条件にあうカードを検索してみる。

ローテ後にビショップクラスが使えるコスト2以下のフォロワー

何とも絶妙なラインナップである。

何となくだが、「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」は、構築の軸となるカードというよりも、進化ビショップなどのデッキにおいて、相手の盤面を処理しつつ、進化カウントを稼ぐためのカードとして機能するのかもしれない。

ということで、いちカードゲーマーとしてはワクワクを、ゲームライターとしては不安を胸に、先行体験会の当日を迎えた。

ここからは、単なるプレイフィールだけでなく、当日の筆者の「心の声」も含めてお届けしたい。

1枚で盤面をひっくり返せる「処理力」

体験会当日。

体験会の会場内は、写真撮影禁止なので、ゲーム内のスクショを中心にお届けしたい。

試遊デッキの方向性は、進化ビショップだった。

最も気になるポイントは、2コストのフォロワーに、誰が選定されているかだろう。試遊用のデッキには2種類のフォロワーが採用されていた。

1枚は「清く正しい修道女・ラムレッダ」だった。

「清く正しい修道女・ラムレッダ」は「進化後」の効果があるだけでなく、「進化時」にデメリットがあるので「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」との相性は良さそうだ。

もう1枚の2コストフォロワーは、新カードだった。諸事情により、本稿ではその詳細を割愛させていただく。

この時点で、筆者としては「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」は特定のキーカードとなる2コストフォロワーにアクセスするためのカード」ではなく「2コストフォロワーをデッキに入れるという条件を抱えながら、盤面を処理するカード、進化回数を稼ぐカード」としての運用になると推定した。

次のビショップは「進化」推しなのかもしれない。

次期ローテーション環境では、「颶風の天業・グリームニル」が使用できなくなり、貴重なクレスト枠が減ることになる。

クレストビショップとしては、大きな戦力ダウンになるが、「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」は「超進化」によって「カウントダウン」のない、クレストが得られる。

環境によっては、クレストビショップでの採用も検討できるのだろうか。

先日発表された「アルビオンバハムート」は、クレストビショップにとって脅威ではあるが……

とりあえずプレイしてみよう。

早速、相手のフォロワーが5体並んで、「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」が活躍できそうな盤面がやってきた。

体力は4点、危機的状況

「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」は、呼び寄せたフォロワーを効果で「超進化」させたうえで、自身も「超進化」することで、フォロワーへの2回攻撃を可能にする。

つまり、ざっくりいうとこのカード1枚で、相手のフォロワー4体を処理できる。

今回、「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」の効果で場に出てきたフォロワーは「清く正しい修道女・ラムレッダ」だった。

場に出ると同時に「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」の効果で「超進化」した。

効果で「超進化」しているので「清く正しい修道女・ラムレッダ」のデメリット効果「攻撃できない」は発動しない。

こういう相乗効果はカードゲーマーとしては、嬉しいポイント。

さあ、「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」も「超進化」してみよう。

クレストで、自分の超進化後のフォロワーがフォロワーを攻撃するとき「1ターンに2回攻撃できる」効果を得ていく。

見慣れないカードだが……

さらに展開を続けていく。

やや見慣れないカードが映っているかもしれないが、気にしないでほしい。

「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」の「超進化」と相性が良さそうなカードを出して、盤面を作っていく。

さあ、攻撃していこう。

相手の場に体力が高めの【守護】フォロワーが5体いるが、突破できるのだろうか。

次々と攻撃していく。

超進化したフォロワーでの2回攻撃はかなり気持ちよかった。

こちらは相手フォロワー破壊の際にダメージを受けないので、どんどん相手のフォロワーを除去しつつ、1点を与える。

一度はカードの展開にミスがあったかもしれない、とも思ったが……

ターン終了時、「清く正しい修道女・ラムレッダ」の効果によって、相手の盤面を一層することができた。

こちらは2体とも超進化をしているので、「清く正しい修道女・ラムレッダ」のダメージを受けない。

なるほど、そういうことか。

また別の試合だが、7ターン目に、場のカードがない状態から、以下画像のような盤面になった。上述の「清く正しい修道女・ラムレッダ」を使った相手フォロワーの一掃などとあわせ、あっという間に盤面を整理できることがわかるだろう。

「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」のクレスト能力は、いろいろと応用ができそうだ。

今回は【ドレイン】を持つカード「干絶の顕現・ギルネリーゼ」で体力を大幅に回復してみた。

その後、大量回復から、進化ビショップらしく「天司長の後継・サンダルフォン」で勝負を決めることができた。

今後、進化ビショップとのマッチアップでは、後攻6ターン目の「超進化」は慎重にしたほうが良さそうだ。どんなに強力な盤面を作っても、「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」1枚で返されてしまう。

超進化後のカードイラスト

一方でビショップをプレイする側としての懸念点はやはり、採用する2コスト以下のフォロワーになるだろう。

カードゲーマーとしては、採用するフォロワーは1種類にして、ランダム要素を減らしたいところではある。

今回の試遊用のデッキでは、相手の盤面の処理に長けた「清く正しい修道女・ラムレッダ」が採用されていたが、この枠は自身のプレイスタイルや戦術に合わせて、選ぶのがよさそうだ。

この手の「デッキに残っていてほしいカード」の選定で悩ましいのは「デッキにいたときの強さ」と「引いてしまったときのリスク」のバランスだろう。

その点において「空の命運を握る少女・ルリア」は無難な選択となりそうだ。

手札に来たとしても、8コストで「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」にアクセスでき、進化ビショップの「進化回数を増やす」という狙いをサポートできる。

なお、新カードパックにはクラスごとに各ストーリーの世界のキャラクターたちが収録されている。ビショップは、才気学園編と連動しており、それに伴って「カステル」のように前作の時とはクラスが変わっているキャラクターも存在する。

先行体験会でのプレイを踏まえた、新カードレビューは以上だ。

カードゲームにおける新カード紹介において、事前にデッキに入れてプレイできる機会は珍しいので、今回のような形式の紹介記事は、いちライターとしても挑戦的な機会だった。

ローテーション後の環境を踏まえられている内容ではないが、ざっくりとした「飛躍の姉妹・ベルディリア&カステル」の魅力が伝われば幸いだ。

Shadowverse: Worlds Beyond』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/iOS/Android向けに配信中。

※ゲーム画面は開発中のものです。
© Cygames, Inc.

[執筆:Ogawa Shouta]
[編集:Kosuke Takenaka]

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。

Googleでお気に入り登録
AUTOMATON JP
AUTOMATON JP
記事本文: 1249