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実験的PvEモード「保管庫ブレイカー」などが新たに実装され、プレイヤー数は回復の兆しを見せている。

デベロッパーのBungieは7月22日、脱出シューター『Marathon(マラソン)』に向けてアップデート1.1.5を配信した。実験的PvEモード「保管庫ブレイカー」などが新たに実装され、プレイヤー数は回復の兆しを見せている。
『Marathon』はPvPvE形式の脱出型FPSだ。『Destiny』シリーズの開発元として知られるBungieが手がけている。プレイヤーはバイオサイバネティック傭兵「ランナー」となり、惑星タウ・セティIVに残されたコロニーを探索。敵対的な保安部隊やライバルのランナーとの戦いを乗り越え、軌道上に放棄された宇宙移民船「マラソン号」の真実に迫る。

本作は今年3月にリリースされ、当時はSteamで8万8000人を超える同時接続プレイヤー数を記録するなど、ソニー・インタラクティブエンタテインメントがパブリッシングする新作として順調なスタートを飾った。しかし程なくしてプレイヤー数は大きく減少。6月3日のシーズン2開幕直後にはワイプがおこなわれ、あわせて無料でプレイ可能なオープンプレイウィークが実施されたこともあり、Steamの同時接続プレイヤー数は約4万人にまで回復。しかしすぐにワイプ前の水準にまで戻り、右肩下がりでプレイヤーが減るなかで、直近ではピーク時でも5000人程度となる日々が続いていた(SteamDB)。
そんな状況で配信された今回のアップデートでは、新たに「保管庫ブレイカー」が追加。現地時間8月4日までの期間限定となっている。これは高難度マップ「低温アーカイブ」を舞台にした実験的PvEモードだ。ソロ・デュオ・トリオのいずれでも参加可能で、ランナーのレベルにかかわらず誰でも出撃することができる。

「保管庫ブレイカー」は通常のランとは異なり、敵ランナーが存在しないローグライト風のモードとなっている。エリアを守るUESCの猛攻を退け、より深いエリアへと進んでいく。セキュリティを破って保管庫を漁り、最終的には「低温アーカイブ」のボス「コンパイラー」にも挑むことになる。
ランの中では、専用通貨である「保管庫データ」を獲得することができ、帰還後に特別なスポンサーキットをアップグレードしたり、新設されたショップで装備を購入したりすることができる。なお、保管庫データを除き、低温アーカイブで手に入るすべてのアイテムや装備は持ち帰る事ができないため、ランでは脱出に必要なアイテムを優先的に集めることになる。

そのほか、今回のアップデートでは、大幅な弱体化を受けていた「WSTRコンバットショットガン」の上方修正や、シーズン2の新武器「D54バトルピストル」の下方修正など、バランス調整も加えられている。またグレネード系のアイテムは、ランに持ち込める個数が合計2個までとなるなど、グレネードを大量に持ち込んで連投する立ち回りに制限が加えられている。細かい調整点についてはパッチノートを確認されたい。
このタイミングで、Steamの同時接続プレイヤー数は1万4809人を記録。直前と比較するとSteamでは約3倍のプレイヤー数となっている。リリース直後やオープンプレイウィーク開催時の水準にはまだ及ばないものの、今回のアップデートはしっかりと存在感を放っているようだ。プレイヤー数の今後の推移も注目されるところだろう。
ところで、開発元のBungieでは先月、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの組織再編に伴うレイオフが実施。『Destiny』開発チームの大半および『Marathon』開発チームの一部を対象に人員削減がおこなわれた。また数日前には、『Marathon』のゲームディレクターを務めていたJoe Ziegler氏が退社したことも報告されていた。ゲームディレクターの職はDel Chafe III氏が引き継ぐとのことで、新たなリーダーが開発を率いる本作の今後にも注目したい。
『Marathon』はPC(Steam)/PS5/XBOX Series X|S向けに発売中。新モード「保管庫ブレイカー」は現地時間8月4日までプレイ可能だ。
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