基本プレイ無料オンライン対戦デジタルカードゲーム『Shadowverse: Worlds Beyond(シャドウバース ワールズビヨンド)』PC/スマホ向けに発表。要素追加の『シャドウバース』新作タイトル

 

Cygamesは12月10日、公式番組「Shadowverse NEXT 2024」内にて『Shadowverse: Worlds Beyond(シャドウバース ワールズビヨンド)』を発表した。対応プラットフォームはPC/iOS/Androidで、2024年夏にリリース予定。ティザーPVなども公開されている。

『Shadowverse: Worlds Beyond』は、『Shadowverse』に超進化などの新要素を加えた、対戦型オンラインデジタルカードゲームである。『Shadowverse』は、Cygamesから2016年6月に配信開始されたデジタルカードゲームだ。プレイヤーは予め構築したデッキを使用して、CPUやオンライン上の誰かなどと1対1で対戦。毎ターン最大値が増加するPPを消費してカードをプレイすることで、勝利を目指していく。要素としては、それぞれカードプールの異なる8つのクラス(ニュートラル込みで9)が存在するほか、後攻4ターン目以降はフォロワーの進化が可能。美麗なイラストの描かれた4000種類以上のカードを駆使した、対戦が繰り広げられている。

記事執筆時点でゲーム内には、第30弾カードパック「Order Shift / オーダーシフト」まで登場。2023年4月には3000万ダウンロードを突破しており、TVアニメやリアルカードゲーム版なども展開されてきた。


本作『Shadowverse: Worlds Beyond』では、そんな『Shadowverse』新作タイトルとして、新要素などが加えられている。まず本作では、デッキ構築やカードの種類といったベーシックなルールについてはそのままだという。『Shadowverse』同様に構築したデッキ使って戦うカードバトルが待ち受けているのだろう。

一方追加要素としては、「超進化」が後攻6ターン目から可能になる。後攻6ターンあるいは先行7ターン目開始時、プレイヤーの所持している進化ポイント(EP)のうち、最大2個までが超進化ポイント(SEP)へ変化。超進化ポイントを消費することで、進化を越えた超進化が使用できるようだ。

また本作では、登場するクラスはニュートラルを含めて8クラスへと変更される。『Shadowverse』の登場クラスのうち、ネクロマンサーとヴァンパイアの代わりに、ナイトメアが登場。ナイトメアは、ネクロマンサーとヴァンパイア双方の特徴をあわせもつクラスになるそうだ。なお新要素としては、超進化時能力やアクトなどの情報が公式サイトにて公開されている。

*ネメシスクラスのメインキャラクター・ドライツェーンの画像


本作の新要素としては、新たなキャラクターも公開されている。今回はネメシスクラスのメインキャラクター「ドライツェーン」と、エルフクラスのメインキャラクター「ラヴサイン」の2名が公開された。『Shadowverse: Worlds Beyond』のメインストーリーでは、2名のような新たなキャラクターたちが登場し、物語が展開されていくようだ。

また本作では、カードバトルだけでなく、新たにワールド機能も登場する。ワールド機能では仮想空間上を、好きなデザインに編集したアバターで動き回れる。ほかのプレイヤーとのコミュニケーションや、カードバトル以外のミニゲームなどが可能。具体的なミニゲームとしては、画像を見る限り麻雀や釣りなどがプレイできるようだ。ワールド機能によって、カードバトル以外の遊びも繰り広げられるのだろう。

*エルフクラスのメインキャラクター・ラヴサインの画像


そのほか本作のリリース後は、各大会の対象も『Shadowverse』から『Shadowverse: Worlds Beyond』へ切り替えられる。「Shadowverse World Grand Prix」「Shadowverse Invitational」などに変わる新たな国際大会として、「Shadowverse WORLD CHAMPIONSHIP」も2025年初頭に開催予定。世界各地の大会で結果を残した選手が出場可能な招待制大会となっており、優勝者には賞金1000万円などが授与されるそうだ。


『Shadowverse: Worlds Beyond』は、PC/iOS/Android向けに2024年夏リリース予定だ。また『Shadowverse』の今後については、12月14日配信予定の「しゃどばすチャンネル SP 第 29 回」内にて発表予定とされている。