注目浴びるも人気低迷した宇宙船PvPvE『ワイルドゲート』、次が“最後の大型アプデ”に。テコ入れ図るも失敗、サービス自体は継続へ

Moonshot Gamesは6月26日、『ワイルドゲート』に向けて7月にパッチ1.5.4を配信すると発表。開発元によれば、同パッチが最後の大型パッチとなるようだ。

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デベロッパーのMoonshot Gamesは6月26日、『ワイルドゲート』に向けてパッチ1.5.4を発表し、7月に配信すると告知。スタジオによれば、同パッチが現状「最後の大型パッチ」となるようだ。

『ワイルドゲート』は最大20人でのマルチプレイに対応する、チーム対戦型のオンラインPvPvEシューターだ。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S。Xbox Game Pass向けにも展開されている。本作では宇宙が舞台。プレイヤーは希少な資源を求める探鉱クルーとして、戦利品を回収、脱出する。その中では、戦利品を巡ってプレイヤーキャラ同士の銃撃戦や、宇宙船同士でのバトルも繰り広げられる。

チームは4人で構成されており、プレイヤーが異なる武器種を持つことでプレイスタイルに応じた編成が組める。なおプレイヤーキャラ(プロスペクター)はそれぞれ異なった特性を持ち、一定距離テレポートができたり、近接攻撃のダメージが高く設定されていたりする。

本作は過去オープンベータテストにてプレイヤー数が1万4000人を超える盛況を博した(関連記事)。2025年7月にリリースされた後も、当初は同時接続プレイヤー数が8000人弱と賑わいを見せていた(SteamDB)。脱出シューター的なゲームプレイでありつつ、時に戦利品の横取りを巡った白熱バトルは一定の評価を集めていたかたちだ。

一方で、ユーザー間の腕前の差、いわゆる「格差マッチ」が顕著であるとの指摘が多発。さらにマッチングに調整を加えたことで、マッチングにおける腕前差は多少改善したもののプレイまでに時間がよりかかるようになり、さらにプレイヤーが減っていくという悪循環に陥り、プレイヤー数の減少傾向が続いていた。こうした人気低迷に対処するため、プロスペクターの追加やリスクがより少ない新ゲームモードや、反対にいきなり乱闘に巻き込まれる戦闘重視のモードが追加されるなど、てこ入れを実施(関連記事)。その中ではXbox Game Pass向けへの展開もおこなわれた。

しかしこうした試みもむなしく、ユーザーベースの大きな改善は見られなかった。Steamでは長らく、同時接続プレイヤー数がピーク時でも30人前後という状況が続いてきた(SteamDB)。今回の発表では、Moonshot Gamesとして数多くの変更/改善を加えたものの、継続的な開発を維持できるほどの規模のプレイヤー層を獲得できなかったと伝えられている。そのため、今回発表されたパッチ1.5.4が現状最後の大型パッチとなるようだ。パッチ1.5.4は7月中の展開が予定されている。

一方で、“最後の大型パッチ”後もサービス自体は継続していく模様。今後もバグ修正、バランス調整、小規模イベントやプレイ報酬といった種々のコンテンツは展開していくとのこと。またセールや割引にも積極的に参加する方針とのことで、新規プレイヤーの参入ハードルを下げる試み自体は続けられるのだろう。

ちなみに、パッチ1.5.4ではリリース1周年記念のアイテムがゲーム内ストアに登場。そのほかカスタムゲームではプレイヤーが設定できるさらなるオプションの追加が予定されるなどしているとのこと。詳細は今後発表されるようだ。また開発元Moonshot Gamesは、詳細は明かせないとしつつも、パッチリリース以後、研究開発プロジェクト(R&D projects)に全力投球するという。開発チームが大きな期待を寄せているプロジェクトとなるようで、こちらの続報も期待されるところだ。

『ワイルドゲート』はPC(Steam)/PS5/Xbox Sries X|S向けに販売中。なお現在開催中のSteamサマーセール対象タイトルとなっており、定価の75%オフとなる税込850円で購入可能だ。

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Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

記事本文: 1996