協力登山ゲーム『PEAK』、“最後の大型アプデ”で「同接12万人」に急上昇。新バイオーム2種登場、“ジェットパック”や“ワープできるキノコ”など新アイテムも追加

Team PEAKは8月12日、『PEAK』向けに大型アップデート「THE FINAL ASCENT」を配信した。本アップデートを契機に本作には多くの人が集っている。

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Team PEAKは8月12日、協力登山ゲーム『PEAK』向けの大型アップデート「THE FINAL ASCENT」を配信開始した。本アップデートは本作にとって最後の大型アップデートとなり、配信後にはSteamの同時接続プレイヤー数が12万人を突破する盛況を見せている。

『PEAK』は、遭難したスカウトたちが謎の島からの脱出を目指し、島の中心にそびえる山を登っていくアクションゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ソロプレイおよび最大4人でのオンライン協力プレイに対応する。プレイヤーはスタミナを管理しながら岩壁や崖をよじ登り、複数のバイオームを越えて山頂を目指すのだ。

登山中は滑落や負傷などによってスタミナの最大値が減少するため、食料や各種サバイバルアイテムを活用しながら進む必要がある。マルチプレイでは仲間へ手を差し伸べて引き上げたり、ロープやくさびを設置して後続を助けたりすることも可能。道中にはキャンプファイアも用意されており、仲間とマシュマロを焼きながら態勢を整えることもできる。また島のマップは24時間ごとに切り替わり、日によって異なる地形へ挑む仕組みとなっている。

本作は2025年6月17日に配信されると、9日間で販売本数200万本を突破し、最大同時接続プレイヤー数は2025年8月に17万759人を記録(SteamDB)。その後もプレイヤーを集め続けており、7月の月間ピークは2万4811人を記録していた。そして「THE FINAL ASCENT」配信後、同時接続プレイヤー数が12万2714人まで上昇。直近1か月間のSteamユーザーレビューは7920件中92%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。

今回のアップデートでは、新たなバイオームとして「仄暗き地」と「要塞」が追加された。両バイオームは、既存の「カルデラ」と「火口」に代わって登場する。アップデート配信から2週間は仄暗き地と要塞を含むマップのみが生成され、その後はカルデラ/火口の組み合わせと、新バイオームの組み合わせからランダムで選ばれる仕組みとなる。

仄暗き地は紫色の霧に包まれた不気味なエリアとなっており、巨大な塔やカラスが飛び交う風景などが広がる。一方の要塞はレンガ造りの城塞が舞台となり、細い足場に並ぶ大量のトゲや、巨大なトゲ付き鉄球といった障害物が待ち受ける。これまでとは異なる環境で、仲間と足場を見極めながら登っていくことになる。

新バイオーム以外にもさまざまな要素が追加された。高難度モード「アセント」には新たにアセント8が登場したほか、アセント7のルールも変更。従来の「死亡したプレイヤーを復活させられない」という条件はソロプレイでは意味がなかったとして廃止され、開始時から呪われた状態となり、復活するたびに追加の呪いを受ける仕様へと改められた。

さらに新たなバッジ10種類と、それに対応する装飾アイテムを追加。新たなスーツケースも登場し、ロリポップやスカウトキャノン、風船の束といった一風変わったアイテムを集中的に入手できるようになった。新アイテムとしては、バックパックの代わりに装備して空中へ飛び上がれる「ジェットパック」、投げることで何らかの作用を起こす「ワープ菌」、水平方向への長距離移動に利用できる「グライダー」などが実装されている。このほか、島の各地には謎の石像が出現するようになった。開発チームによれば、石像はスカウトマスターがかつて率いていた行方不明の部隊と関係しているという。また、熱心なスカウト向けの秘密も用意されているとのこと。

システム面でも多数の調整がおこなわれた。既存のオートセーブはロードしても即座に削除されなくなり、プレイ中のランが終了した時点で削除される仕様へ変更。また壁をつかんだ際に発生していた不自然な落下ダメージや、アイテムを持った腕がねじれる問題など、複数の不具合が修正されている。バランス調整では「深き森」の難度が見直され、甲虫の挙動や胞子キノコ、強風の発生間隔などを調整。ソロプレイ時にもキャンプファイアから気力ブーストを得られるようになったほか、「メサ」の地形の高さや各種アイテムの出現率、眠気に関する効果などにも変更が加えられている。

なお本作の開発を手がけるTeam PEAKは、今回を最後の大型アップデートとする理由について、『PEAK』はもともとライブサービスゲームとして開発した作品ではないと説明している。発売時点で完成したゲームとして届ける方針であり、その後の大型コンテンツ追加はあくまで追加要素として制作してきたという。予想を上回る成功を受けて当初の予定以上に開発を続けてきたものの、Aggro CrabとLandfallの開発者で構成されるTeam PEAKは、それぞれのプロジェクトへ戻るとしている。

一方で『PEAK』そのもののサポートが終了するわけではなく、今後も不具合修正やメンテナンスは継続予定とのこと。またコンソール版の移植作業も進められており、Steam版とコンソール版を含むクロスプラットフォームプレイにも対応予定だという。コンソール版については、今年後半にさらなる情報が公開される予定だ。本作の大型アップデートは今回で一区切りとなるが、今後はコンソール版とクロスプラットフォーム対応という新たな展開が待っている。

『PEAK』はPC(Steam)向けに配信中。スペシャルプロモーションとして、8月19日までは定価から50%オフとなる税込440円で購入可能だ。

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Junya Shimizu
Junya Shimizu

ローグライクが大好きです。映画や海外ドラマも好きなので、常に時間に追われています。

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