“証拠が火事でボロボロ”未解決事件推理ゲーム『九つ目の記録』発表。焼け残っためちゃくちゃな事件記録、「推理力」で復元に挑む

BANJIHAGAMES(半地下ゲームス)は8月7日、テキスト推理ゲーム『九つ目の記録』を発表した。

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BANJIHAGAMES(半地下ゲームス)は8月7日、テキスト推理ゲーム『九つ目の記録』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示にも対応する。リリースは2027年上半期を予定している。

本作でのプレイヤーの役割は、過去の刑事事件に関する資料の収集・復元をおこなう「記録保全係」。火事によって大部分が損傷した未解決事件の記録を復元。得られた資料や画像から事件を再構築し、その真相の解明に挑むことになる。

本作のストーリーでは、ある検事の執務室が火事で焼失してしまう。現場からは検事が生前に追っていた、8件の未解決事件が記録された文書や写真が回収されるが、その大部分は火事によって損傷していた。プレイヤーは、電子機器のデータ解析によって証拠を明らかにする“デジタル・フォレンジック技術”の助けを借りながら、焼損した記録の原文を復元していく。

プレイヤーは複数の資料の中から、証言や人物名、場所、時刻を結びつけながら、事件を再構築していくことになる。本作の捜査では、選択肢を選ぶのではなく、プレイヤーが手がかりとなるキーワードを入力する形式。残された文章や、別の資料をもとに正しい単語を入力することで文章や画像が復元されていき、新たに現れた情報が、また次の資料を復元する手がかりとして、捜査が広がっていくのだ。

断片的な情報から事件の全体像を組み立てることが、本作のコアとなる体験だ。復元した資料を照らし合わせ、そこから現れた情報と事件当時の状況や人物の関係、証言との矛盾を推理。そして、事件ごとに提示される問いに自ら答えることで、記録の背後に隠された真相へと迫ることになるのだろう。

本作を手がけるBANJIHAGAMESは韓国のゲームスタジオ。同スタジオは、過去にiOS/Android向けのテキストアドベンチャー『ソウル2033』のほか、Steamにて仮想SNSを舞台にした推理アドベンチャー『FAKEBOOK』といった作品をリリースしてきた実績を持つ。本作『九つ目の記録』は、文章を読む、言葉を探す、仮説を立てる、問いに答えるという一連の行為を、すべて捜査のプロセスとして構成。テキストを受動的に読み進めるのではなく、記録の中からプレイヤー自身が文脈を発見する推理体験を目指しているといい、複数の推理ゲームを制作・販売してきた同スタジオの新たな切り口による推理ゲームとなるようだ。

BANJIHAGAMES共同代表のチョン・ユンジ、イ・ユウォンは、「文書の中のたった一つの言葉から新たな文脈が開かれ、散らばっていた手掛かりが一つの事件へとつながっていく。そんな推理体験を作りたいと考えました。半地下ゲームスがこれまで培ってきたテキストベースの物語表現を、新しい形の推理ゲームとしてお届けします」とコメントしている。

『九つ目の記録』はPC(Steam)向けに、2027年上半期にリリース予定。日本語表示にも対応する予定だ。

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Hiroyuki Furukawa
Hiroyuki Furukawa

好きなゲームがマイナーと言われると喜ぶ天邪鬼なゲーマー。アーケードゲームも嗜み、ゲームセンターにもひっそりと出没する。

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