開発元が解散したマルチスパイFPS『Deceive Inc.』、バックエンド大改修で“延命”へ。サーバーをユーザーが建てられるようにがっつり整備中

『Deceive Inc.』の運営は7月17日、ユーザーがサーバーをホストできるように本作の再構築を進めていると発表した。

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Deceive Inc.』の運営は7月17日、Steamにて投稿をおこない、ユーザーがサーバーをホストできるように本作の再構築を進めていると発表した。本作は2024年12月に開発スタジオの閉鎖が発表されていた作品。サーバーがいつ停止してもおかしくないと見られていたなかで、プレイ環境の維持が図られることになった。

『Deceive Inc.』はスパイとして潜入任務をこなすマルチプレイFPSだ。最大12人のプレイヤーでの対戦形式が採用され、各プレイヤーがソロで対戦するモードと、4人チーム3つで対戦するモードを楽しめる。世界中のさまざまなロケーションを舞台にしたマップにて、多数のNPCが配置された社会に溶け込み、目的のアイテムをいち早く回収することを目指す。試合中には、NPCや対戦相手との戦闘もしばしば巻き起こる。

本作は2023年3月にリリースされた。NPCになりすませる騙し合いの対戦要素が好評を博し、Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で約4700件中84%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。最大同時接続プレイヤー数は約8600人を記録するなど、一時はかなりの賑わいを見せていた(SteamDB)。

しかしリリースされてしばらくするとプレイヤー数も減少。それでもアップデートは続けられていたものの、2024年12月に開発元のSweet Banditsが解散することが伝えられた。『Deceive Inc.』の今後の予定はパブリッシャーのTripwire Presentsが検討しており、サーバーは当面のあいだは稼働し続けると伝えられた されたものの、先行きは不透明な状況となっていた。

その後しばらく音沙汰がなかったなかで、2026年7月17日にSteamの本作ニュースにて投稿があった。それによると、現在『Deceive Inc.』のバックエンドを作り直しており、ユーザーがサーバーをホストできる仕様への再構築を進めているという。プレイヤーのアカウントの進行状況やアンロックしたコンテンツなどを維持しつつ、コミュニティベースでプレイできる環境を作る予定とのこと。またコンソール版についても考慮しており、コンソールからサーバーはホストできないものの、クロスプレイにより参加できる仕様にする予定だそうだ。また必要に応じてコンソール専用サーバーを含む少数の公式サーバーの運用も継続するという。Steamでのパブリックベータテストを開始するまでには、最低1か月程度を要するとのこと。

今回の投稿には署名がなく、開発チームがすでに解散している本作の再開発をどこが進めているのかは定かではない。パブリッシャーのTripwire Presentsが主導しているとも考えられるが、詳細は不明である。いずれにせよ、近いうちのサーバー停止が確実視されていた本作について、一転して作り直しが発表され、公式サーバー停止後もプレイし続けられる環境が整備されることになったかたちである。思いがけない報告に、Xで同ニュースを伝えるポストにはファンからの喜びのリプライが寄せられている。

『Deceive Inc.』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中だ。 ゲーム内は日本語表示に対応している。

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Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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