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話題沸騰中のブサイク自由人生RPG『活俠傳』日本語Modに「ルビ」実装へ。難しい漢字多めの“武侠版パワポケ”をすらすら読めるように
活俠傳日本語制作会は7月6日、Obb Studioが手がけるロールプレイングゲーム『活俠傳(Legend of Mortal)』にルビを振る作業を進めていると発表した。

活俠傳日本語制作会は7月6日、Obb Studioが手がけるロールプレイングゲーム『活俠傳(Legend of Mortal)』にルビを振る作業を進めていると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『活俠傳』は、無名で三流の主人公となり動乱の世を生きるロールプレイングゲームである。主人公の「趙活(ちょうかつ)」は、かつては強大だった門派「唐門」の最後の外弟子である。その容姿は極めて不細工で、道を歩くだけで人に驚かれたり、罵られたりするほどだ。何年経っても唐門の内弟子にはなれず、下っ端としてこき使われ続けている。密かに想いを寄せる相手がいるものの、趙活自身も自分の醜さを自覚しており、遠くから一目見るだけで一日を満足して過ごせるといった有り様だ。プレイヤーはそんな趙活として、さまざまな選択をしてその運命を体験することになる。

趙活は主人公だが、その立場はあまりにも恵まれていない。顔が悪いために他者との関係構築も難しく、身を寄せる門派である「唐門」は衰退の一途を辿っている。その唐門での立場も外弟子に過ぎず、待遇は極めて悪い。それでも唐門以外に行くあてもない。そんな状態から、プレイヤーは趙活として生き抜くことになるのだ。
生き方はかなり自由に選択することができる。唐門に迫る脅威に対しても見て見ぬふりをして周囲との関わりを避けて生きることもできれば、唐門の未来を守るために敢然と立ち向かうこともできる。その関わり方も、薬を作って唐門全体に貢献するといった方法や、鍛冶師となって武器を作る、雑務処理に甘んじる、師匠に進言して戦略的に唐門を勝利に導くなどなど、多くの選択肢で世界が広がっていく。行動の選択と時間経過による進行や、ダイスロールのようなランダム性のある判定、重厚なストーリーなどを『パワプロクンポケット』シリーズになぞらえ、本作を「武侠版パワポケ」と評する声も多く見られる。
また、本作では行動次第で運命が変わると同時に、主人公である趙活の性格も変わっていく。性格が変われば身の回りの人物との関わり方が変わるため、物語の展開が変わってくるのだ。時にはコマンド選択式の1対1の戦闘や、多人数を巻き込んだ大規模戦も発生するが、その際の反応も性格によって変わってくる。ただし趙活は長年ただの外弟子としてこき使われていた存在だ。最初のうちはろくに戦えないだろう。


そんな本作がリリースされたのは約2年前の2024年6月のことである。中国語圏や韓国では人気を博したものの、公式の日本語版は存在せず、国内ではあまり知られていなかった。しかし2025年12月に有志による日本語Modがリリースされたことで、じわじわと日本でもファンを増やしてきた。その後、2026年6月頃からSNS上のポストを通じて話題になり始め、そんな矢先の7月3日、日本語Modにver2.0のアップデートが配信された。ver2.0では翻訳が大幅に改善されただけでなくフォントも見やすくなり、ブームに拍車をかけたかたち。
そして今回、活俠傳日本語制作会が新たに「ルビの追加」を発表した。本作は武侠小説のような本格的なストーリーを楽しめる作品だが、それだけに難しい漢字や読みづらい人名や固有名詞などが頻出する。ルビが追加されることで、改善された日本語訳がさらにスムーズに読めるようになるだろう。
本作の流行をきっかけに武侠ブームまで同時に発生しつつあるほどで、SNS上では本作の攻略情報だけでなく、日本語圏では馴染みの薄い「武侠モノ」の知識まで盛んに情報交換がおこなわれている様子だ。そんな日本語圏のプレイヤーの動向は、中国語圏のプレイヤーからも注目されている。新たにプレイした人の感想を、思わず見たくなるような作品なのだ。今後ルビの追加により、本作と武侠のブームがさらに加速する運命を辿るのか注目したい。
『活俠傳(Legend of Mortal)』はPC(Steam)向けに配信中。現在はセールが開催中で、日本時間7月10日午前2時までの期間限定で定価の10%オフとなる税込2070円で購入可能だ。
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