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“冷笑系主人公”の青春ノベル『二万分の一の雨粒達 – One in 20,000 raindrops』発表、6月19日配信へ。高評価作『片腕のザリガニ 』開発者による、雨の修学旅行
斜塔ソンブレロは6月9日、『二万分の一の雨粒達 - One in 20,000 raindrops』を6月19日にリリースすると告知した。

個人サークルの斜塔ソンブレロは6月9日、『二万分の一の雨粒達 – One in 20,000 raindrops』を6月19日にリリースすると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は450円。発表にあわせて、ストアページやPVなどが公開されている。
『二万分の一の雨粒達 – One in 20,000 raindrops』は、冷笑系の主人公がクラスの中心グループの軋轢に巻き込まれていく、ビジュアルノベルゲームである。本作のメインキャラクターである久我聡(くがさとる)は、冷笑的な態度の影響で孤立している高校生だ。彼は綺麗事を嫌い、実家が太くて裕福だというクラスの中心グループのことも嫌っていた。本作ではそんな彼が、修学旅行で青春を謳歌するクラスの中心グループと、同じ班になってしまう。しかし一見仲良しに見える彼らにも、実は軋轢が隠されていた。


本作で久我聡は、次第に仲良しグループの軋轢に巻き込まれていく。スクリーンショットでは、教室で久我が仲良しグループに絡まれているようなシーンや、修学旅行中に一対一で話している場面などが確認できる。修学旅行をきっかけに、斜に構えた高校生の物語が繰り広げられるのだろう。


冷笑的な態度をとる久我聡のストーリーは、ビジュアルノベルゲームとして展開される。本作は、分岐のない1本道のノベルゲームとなっている。プレイヤーはスチルの演出と共にテキストを読み進めて、冷笑系主人公の物語を追っていくわけだ。また本作では立ち絵を用いず、基本的にスチルで場面が描かれているという。サークル斜塔ソンブレロの過去作では、立ち絵を用いない代わりに、作中の多くのシーンが個別のイラストによって描かれていた。本作でも過去作同様、1本道のシナリオが、大量のイラストによって彩られているのだろう。公称プレイ時間は、2時間半程度となっている。


本作は、心太氏による個人制作サークル「斜塔ソンブレロ」が手がけている。過去作としては『小坂さん。』『日陰の日葵 – sun in the shade』『不香の花 – Snow Flower』など、いずれも短編のノベルゲームをフリーゲームとして公開してきた。2025年にSteamにて配信された『片腕のザリガニ – one-armed crayfish』では、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー161件中100%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。逆張りの少女を中心に主人公たちの青春を描いた内容が、プレイヤーから高く評価されていた。なお同サークルの作品では、いずれも多数のスチルによって作中の多くのシーンが視覚的に表現されている点も特徴だろう。
本作『二万分の一の雨粒達 – One in 20,000 raindrops』は、そんな心太氏による5作目となるわけだ。なお同サークルでは、5月3日に過去作無料版の公開停止と、Steam版の100円値上げが実施されている。公式サイトによれば作者が無職になってしまったため、各作品が350円から450円に値上げとなったそうだ。
『二万分の一の雨粒達 – One in 20,000 raindrops』は、PC(Steam)向けに450円で6月19日配信予定だ。
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