死んだのにあの世へ行けない昭和ホラー『この世からの脱出』6月18日発売へ。不気味ローポリ摩訶不思議濃密ホラー体験

個人ゲーム開発者である昭和3D氏は6月8日、ホラーゲーム『この世からの脱出』を6月18日にリリースすると発表した。

日本の個人ゲーム開発者である昭和3D氏は6月8日、『この世からの脱出』を6月18日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内の日本語表示に対応する。価格は税込み780円を予定している。

『この世からの脱出』は、死んでしまった主人公があの世を目指すホラーゲームだ。短編作品であり、1時間~1.5時間程度のプレイ時間を想定しているとのこと。ゲームを開始すると主人公は自らの遺体を目の前にしてどうやら死んでしまったことを自覚する。そこからさまざまなパズル、謎解きや人々と対峙しながらあの世を目指していく。

本作は体験版が公開されており、その範囲では謎や迫りくる脅威に対処しながら明らかにこの世のものではない現代風な「非常口」を探して通過していくことで場面が切り替わっていく。基本的にはなんの説明もなく各場面に放り出されるが、狐の面をした子供に話しかけることでルールやヒントを教えてくれるのでそれを頼りに進むかたちだ。製品版は全3章によって構成され、章ごとに異なる体験と恐怖が提供されるという。

本作の舞台は昭和初期から後期にかけての日本であり、日本古来の民間伝承・儀式・民話に着想を得た世界が描かれている。体験版の範囲でも死者を北枕に寝かせたり、葬儀会場には大量の花輪が飾られていたり、霊柩車が走ったりなど現代では少し縁遠くなってしまったような風習が確認できる。ローポリなモノクログラフィックと相まって、どこか遠い世界の出来事のように感じられる空気づくりが魅力だ。

そんな本作を手がけるのは日本の個人ゲーム開発者の昭和3D氏だ。過去にはパンイチで警察官から逃げながら泥棒を逮捕するiOSアプリ『パンイチデカ』やunityroomにて人間をベルトコンベアで脱出口に誘導するパズルゲーム『Human Belt Conveyor』を公開している。

同氏にとっては初の有料ゲームとなる本作について、発売日が6月18日とついに発表されたかたちだ。本作はインディーゲーム展示会の「東京ゲームダンジョン」、「DREAMSCAPE」などに出展し、フィードバックを受けながら開発が進められた様子。今回の発売日発表には、イベントで期待を寄せていたファンから発売を喜ぶ声が寄せられている。

『この世からの脱出』はPC(Steam)向けに、6月18日に配信予定だ。価格は税込み780円を予定している。

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Genki Hashimoto
Genki Hashimoto

インディーメインに一人称酔い意外は全てを愛するゲーマー。趣味は翌週のsteamリリース全チェック。

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